2021年10月の業界全体の動き

“企業の採用動向”をお届けする「CREDENCE JOURNAL」。
2021年10月の業界全体の動きについてお届けいたします。

2021年10月の動き

10月後半から、デザイナーやパタンナーなどいわゆる川上系職種の動きが復調しました。
10月の求職者数（弊社転職支援サービスへの登録者の数）も9月を上回っています。

業務委託や時短を希望される方が増加しており、特に業務委託においては複数ブランドの掛け持ちや自分のブランドも手掛けているなど、経験・スキルの豊富なフリーランスの方も少なくありません。しかし、求職者ニーズに対し、まだまだ対象案件や求人が潤沢にあるとは言えない状態です。
根気よく情報収集していくことが第一ですが、クリーデンスをはじめエージェントサービスをご利用いただいている場合は、気になる求人を見つけた際に、就業条件の相談ができないか確認してみることもひとつです。難しい場合も多いですが、少しでも可能性を広げられるよう、活動してみてください。

営業や販売職・マーケティングなど、業界を問わず活躍できるような職種の方々は、求人数が回復するにつれて、異業界を視野に入れた転職活動を行うケースも増えつつあります。一方で、「他業界に転職したが、やっぱりアパレルが好きだと思った」「土日休みにはなったが、仕事が楽しくなくて…」とご相談いただくケースも少なくありません。

そういうリスクを軽減するためにも、まったくの異業界ではなく、インテリアやコスメ、スポーツ・アウトドアなど、アパレルに近しい業態を視野に入れるのもひとつの選択肢です。幅広い可能性を模索しつつも、今一度「本当にやりたい仕事は何なのか」について考えた上で決断することをおすすめいたします。