アパレル・ファッション業界職種図鑑

アパレル営業

アパレル営業とは

自社商品を提案し、購入してもらうことで売上につなげるのが営業です。
アパレル・ファッション業界では、業種によって販売先が異なるため、主に下記の三種類に大別されます。

リテール(小売)営業

商品の選定や発売時期の決定、それに合わせた店頭イベントなどの企画など、店頭と連携しながら、担当店舗の売上アップのために、さまざまな施策を企画・立案・実行します。 もちろん店舗スタッフの育成やマネジメント、店舗の売上管理も重要な業務です。

ホールセール(卸)営業

直営店舗を持たない企業が、セレクトショップや小売店などに自社製品を卸すための交渉を行うのがホールセール営業です。 展示会での商談や、商品の発注や別注の対応、また販路を広げるための新規開拓も行います。

OEM/ODM営業

繊維商社のOEM部門やOEM/ODM企業に在籍する営業職です。 デザイナーとタッグを組んで取引先を訪問し、企画提案を行うため、取引先の要望を正確に把握し、的確な提案をできることが求められます。 企画・営業・生産と幅広く携わるため、モノづくりや生産背景など専門的な知識や、数値系の分析力が評価されるポジションです。 もちろん提案力や交渉力、人脈やフットワークなど、営業職としての基本的な部分も重要です。

<2021年最新版>アパレル営業の転職動向・転職成功のヒント

コロナ影響による店舗休業・閉鎖にともない、直営店営業やSVなどの求人は2020年4~6月ごろに激減し、その後回復はしたものの、2021年もコロナ前の水準には戻りませんでした。店頭とのやり取りが多いこれらのポジションでは、店舗スタッフからのキャリアパスの一つとして、採用ではなく社内異動で人員を補充しているケースもあるようです。
その一方で、ECの拡大にともなって販路を拡大すべく、卸営業の求人は…(続きを読む

<2021年最新版>アパレルOEM営業の転職動向・転職成功のヒント

取引先や工場などとの人脈・つながりを重視するOEM営業は、企業としても自社で長く活躍してほしいという意向が強く、「辞めない」という印象の強い職種です。転職する場合も、ブランドへの提案や工場との折衝などを通して培われた人脈を活用するケースが主で、求人広告や転職サービスを活用する方は多くありません。
人数も他の職種と比較すると多くはありませんが、EC化率の上昇にともなって、…(続きを読む

アパレル営業のための転職お役立ち情報