“スマート”な目標設定で、有意義な時間を過ごしましょう！

皆さま、こんにちは。
先日、新たな元号の発表が有りましたが、皆さまはどの様な印象を受けましたでしょうか。

『令和』

人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ意味が込められているそうです。

そんな、新元号の発表で盛り上がる中で迎えた4月ですが、
新年度を迎えられた方も多いのではないでしょうか。
新年度と言えば、多くの方が『目標設定』を行うのではないでしょうか。
今回は、そんな『目標設定』に関して、少し書きたいと思います。

クリーデンスでは、半年に一度、上司との面談を通し、目標設定を行います。
その際、以前お世話になっていた上司より、目標設定の重要性について教えを受けました。
日々、業務に忙殺される中、自分のキャリアに向き合い、目指す姿に立ち返る要素として、
目標は非常に重要であり、目標設定がしっかりできているかどうかで、
自分らしい仕事ができるかが変わってくる、という内容のものです。

また、同時に教わった目標設定の仕方が非常に参考になり、
今でも目標を設定するときの参考にしているため、この場を借りご紹介いたします。

具体的には、目標を設定する際、以下の要素を意識して目標に盛り込む、というものです。
その要素とは、『SMART』なるもので、重要な要素の頭文字をとったものとなっています。

『SMART』とは：
・S（Specific）：具体的、わかりやすい
・M（Measurable）：計測可能、数字になっている
・A（Agreed　upon）：同意して、達成可能な
・R（Realistic）：現実的で結果志向
・T（Timely）：期限が明確、今日やるなど

上記の要素の中でも、特に
“A（Agreed　upon）：同意して、達成可能な”
の部分が重要で、自分の中で腹落ちをしておらず、人に言われて設定しているものは、
目標として設定したとしても、自分ごととして捉えることができず、
結果、惰性で時間を過ごしてしまうことになる、という内容でした。

この時期、『目標設定』を行うにあたり、「どのような目標を設定しようかな」と
悩んでおられる方も多くいらっしゃるかと思いますが、
上記SMARTを意識してみることで、自分のキャリアに沿った、納得感の高い目標が立てられるのではないか、
と思いますので、よろしければぜひ一度参考にしてみてください。

最後に、座右の銘として挙げておられる方も多い、
社会教育学者である後藤静香氏の、目標に関する詩を引用し、締めとさせていただきます。

『第一歩』
十里の旅の第一歩
百里の旅の第一歩
同じ一歩でも覚悟がちがう
三笠山にのぼる第一歩
富士山にのぼる第一歩
同じ一歩でも覚悟がちがう
どこまで行くつもりか
どこまで登るつもりか
目標がその日その日を支配する

皆さまも、スマート（SMART）な目標を設定し、
新年度を、また、新たに迎える時代を有意義なものにしていきましょう！