スタッフブログ
2021.07.28
スポーツが教えてくれたこと
いつもクリーデンスブログを楽しみにしていただき本当にありがとうございます。
キャリアアドバイザーのやまです。
今回は紆余曲折ありながらも開催の叶った「東京オリンピック」。
スポーツにちなんで今回は「スポーツの名言」と「アパレル転職」について書いていきたいと思います。
私事ですが、30代バスケ部出身の私にとって、青春時代のヒーローと言えば、
「マイケル・ジョーダン」
「田臥 勇太」
です。
マイケルジョーダン(58)は、バスケットボールの最高峰「NBA」で
6回の優勝とMVP、10回の得点王に輝いた「バスケの神様」と言われる選手。
田臥勇太(40)と言えば、高校時代から「9冠」に輝き、日本人史上初のNBAプレイヤーとなった選手です。
両選手とも、日本でもCMや映画にも出演するなど、当時から大きくメディアでも取り上げられていました。
そのため、バスケットに全く興味がない方でも、名前ぐらいは聞いたことはあるのではないかな…と思います。
※ちなみに、大人気バスケ漫画「スラムダンク」で主人公の「桜木花道」が率いるは湘北高校。
その最終的なライバル校として描かれている山王工業高校のモデルが、
田臥勇太の出身高校「能代工業高校」であり、
そのチームの絶対的なエースプレイヤー、沢北栄治のモデルが「マイケル・ジョーダン」と言われています。
輝かしい功績を残した偉大なプレイヤーたちは、今後も語り継がれて行くのだと思います。
そんな彼らは、現役中や引退後にこんな言葉をインタビューで残しています。
「私は試合で9,000回以上シュートを外し、300試合以上に敗れた。
決勝(勝敗を決める)シュートを任されて26回も外した。
人生で何度も何度も失敗してきた。だから私は成功したんだ。」
「失敗をすることは耐えられるが、挑戦しないでいることは耐えられないんだ」
(マイケル・ジョーダン)
「チャンスを作れるか作れないかは、ホントに自分自身。」
「何万回もパスをして、何万キロもドリブルをして、何万本もシュートを打って、
何十足もバスケットボールシューズを履きつぶしてアメリカのコートに立った。
でもこれが終わりではなくて、始まり。」
(田臥勇太)
キャリアアドバイザーをしている私は、様々な方のご転職の相談に乗らせていただいています。
その中ですごく印象に残っている男性デザイナーさんがいます。
彼はもともと新卒であるセレクトアパレルに販売職として入社をしました。
販売職として日々頑張って仕事をしていた彼ですが、お客様と日々接する中で、
「もっとこういう商品があったらいいのに」
「ここがもっとこうだったらお客様が喜んで買ってくれるのに」
という思いが強くなり、「セレクトショップの商品企画やデザイナーになりたい」と思うようになります。
しかし、「なりたいからなれる」、「やりたいからやれる」ほど世の中は甘くはありません。
ファッション系専門卒ではなく4大卒であった彼は、まずはどんなに苦労をしても良いので、
ものづくりの基礎を学ぶことが自分のやりたいことを叶えるために必要だと考えます。
そして、どうにか未経験ながら、あるOEMメーカーに営業職として転職する決断をします。
当然、未経験からのチャレンジになるため、年収も大きく下がりました。
かつ、企画・デザイナーを志望しているにもかかわらず、やる仕事の内容は営業職です。
良くも悪くも体育会系の社風の会社の中、恐らく何度も失敗や挫折があったと思います。
ただ、彼はそこで負けずにどうにか結果を残し、営業に加え、生産管理の仕事も任されるようになります。
営業と生産管理の2足も草鞋を履きながらも真摯に仕事に向かい合い、
並行しながらデザインスキルやPCスキルを独学で学び、企画に携わりたいとアピールを続けました。
そして、転職から3年が経ったある日、ついに生産管理と兼務する形で、「企画」を任されることになりました。
その後も生産管理と兼務をしながら企画としても経験を積み、再度転職という転機が訪れ、
最終的には、某セレクトショップのデザイナー職としての転職を成功させました。
彼が最初に「セレクトショップの企画・デザイナーになりたい」と思った日から、
実に5年程の歳月が流れていました。
恐らく、何度も失敗したり、挫折しかけたりしたこともあったと思います。
お金や時間など、犠牲にしてきたものもたくさんあったと思います。
ただ、あきらめず挑戦し続け、チャンスを自分自身で作ったのだと思います。
そして、これが終わりではなくて、始まりなのだと思います。
人生、上手くいくこともいかないことも本当にたくさんありますよね…。
個人的にも、むしろ上手くいかないことの方が圧倒的に多いような…。
しかし、漫画スラムダンクの主人公の高校のバスケ部の監督の名言に、
「諦めたらそこで試合終了ですよ」
という有名な言葉があります。
「夢や希望を叶えるためには諦めないことが大事なんだよ」と教えてくれるのと同時に、
「夢や希望を叶えるだけがすべてじゃないんだよ」とも教えてくれているような気がします。
仮に夢や希望は叶わなかったとしても、
自分の中で気づきや成長があったり…
その人の諦めない真摯な姿に周りの人が影響を受けたり…
こういう方は、性別や年齢を超えて、本当にカッコイイですね。
「アパレル不況」と言われながら追い打ちをかけるようにコロナ禍へ…。
まだ暗いトンネルの途中ではあります。
ただ、昨年に比べると、アパレル業界全体で、
本当にポジティブで明るいニュースも日々増えてきています!
金メダル級じゃなくても良いので、少しずつ少しずつ、
明るい話題がアパレル業界内に溢れますように…。
頑張れ、ニッポン!
頑張れ、アパレル業界!!
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