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2022.04.20
ジャネーの法則~年をとるほど1年が短く感じる…
みなさま、こんにちは。
キャリアアドバイザーのつのです。
4月もあっという間に折り返しを迎え、桜も葉桜へと姿を変えてきましたね。
新年度、新生活などで新たな出会いや別れ、環境の変化など
お忙しい日々をお過ごしの方が多いのではないでしょうか?
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私自身も、社会人として節目の10年を迎えるにあたり、
毎年4月に恒例になっているのが、「1年が経つの早いなー。」という感情と向き合うことです。
年をとるほど時間が早く経つように感じる…
この現象を「ジャネーの法則」と呼ぶそうです。
ジャネーの法則とは、19世紀のフランスの哲学者・ポール・ジャネが発案し、
甥の心理学者・ピエール・ジャネが著作で紹介した法則で、
“主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、
年長者にはより短く評価されるという現象を心理学的で解明したもの”
だそうです。
簡単に言えば、
生涯のある時期における時間の心理的長さは、年齢の逆数に比例する(年齢に反比例する)。
たとえば、
50歳の人間にとって、1年の長さは人生の50分の1ほどであるが、
5歳の子供にとっては5分の1に相当する。
よって、50歳の人間にとっての10年間は5歳の人間にとっての1年間にあたり、
5歳の人間の1日が、50歳の人間の10日にあたることになる。
つまりジャネーの法則は、「主観的に記憶される年月の長さ」を指したもの。
「今現在進行している時間の体感速度」ではなく、
「過去を振り返った時に感じる時間の長さの印象」なわけですね。
まさにそれは、日々の充実感や新鮮さが重要なのではと感じます。
あくまで一般論ですが、幼い頃と言えば、単純に毎日が新鮮。
やることなすこと初めての出来事が多くて、常にワクワク・ドキドキ状態だと思いますが、
一方、歳を重ね、社会人になり、いざ1年を振り返ってみると、
特別、新しい出来事などそんなには出てこない。という方も多いのではないでしょうか。
私自身、このことをある人から教わったときに、かなりドキッとした覚えがありました。
新年度が始まったばかりですが、昨年度のことを振り返る間もなく、
気付いたら22年度のスタートを切っていた、という方も多いと思います。
ぜひ、これを機に、ご自身のキャリアを見つめ直す機会を作ってみてはいかがでしょうか?
今年もあっという間にGW、お盆と過ぎ去ってゆき、
必要になってから慌ててご自身のキャリアを考えてみても
そのバタバタとした時間では、充実したキャリアビジョン、転職活動は難しくなってしまうかもしれません。
是非、ご自身にとって充実した1年をお過ごしいただけるよう
クリーデンスとしてもお力添えできればと思いますので、お気軽にご相談ください!
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