スタッフブログ
2022.08.30
「やりたいこと」の見つけ方
こんにちは!
少しずつ猛暑の日も減ってきて、日中も過ごしやすくなってきましたね。
夜は風が気持ちいいので、最近私は夜散歩を日課にし、近所を探検しています。
ただ肌寒い日もありますので、季節の変わり目は体調管理に注意してくださいね!
さて突然ですが、私が以前、転職活動をした際に読んだ本がとてもおもしろかったので、
みなさんにもご紹介したいと思います!
内容は、自分の「やりたいこと」の見つけ方を教えてくれる本です。
私は人生で2回転職活動を経験しており、
そもそも自分の「やりたいこと」とは何だろう?と毎回思い悩んできました。
そんな転職活動中、ふらっと入った本屋さんで1冊の本が目に入り、
立ち読みしていたら夢中なってしまい、そのあとすぐ購入。
読み終えたころには、思い悩んでいたモヤモヤは晴れ、その後の転職活動も迷いなく進めることができました。
もしも自分の「やりたいこと」って何だろう?と悩んでいる方がいたら、お勧めしたい1冊です!
特に私が感心した内容を少しご紹介しますね!
やりたいことは試行錯誤しながら育てていくもの
海外の大学で、「恋愛結婚」と「お見合い結婚」では
どちらの満足度が高いかを調べた研究結果があるそうです。
結婚1年以内の夫婦に、満足度を100点満点で可視化してもらったところ、
「恋愛結婚=70点」「お見合い結婚=58点」
その後、長期的な付き合いを経て再度同じアンケートを行った結果、
「恋愛結婚=40点」「お見合い結婚68点」と、満足度が逆転したのだそうです。
恋愛結婚は自然とうまくいくことが前提なのでお互いの努力が減り、満足度が下がるのに対し、
お見合い結婚は上手くいくか分からない前提のスタートなので、
お互いが歩み寄る努力をしたことで満足度が上がったのではないか、と言われています。
「やりたいこと」探しも同じ。
運命的な「やりたいこと」との出会いを探していると、
あれも違う!これも違う!と、経験が積みあがらないまま年月が過ぎてしまう可能性があります。
「どこかにいいことだらけの天職があるはずだ!」と高い理想を持つよりも、
「やりたいことは試行錯誤しながら育てていくもの」
と考えることで、最終的に満足のいく仕事に就くことができるのではないか。ということでした。
「やりたいこと」「自分にとっていいこと」だけでなく、それを叶える中では「やらなければならないこと」もある。
それを理解し、工夫しながら楽しめるようになれば、仕事の満足度も高まっていくと感じました。
自分の進む道を決断するにはどうすればいいのか?
選択肢の多い複雑な現代の世の中で、自分の進む道を決断するにはどうすればいいのか?
最も危険なのは、
「どの道を進むと一番メリットがあるだろうか?」
と頭で考えて判断することだそうです。
今から30年以上前の1989年、世界の時価総額ランキングでTOP50社のうち、日本企業は32社ありました。
しかし、2022年現在、TOP50社のうち日本企業が何社あるかご存知でしょうか?
なんと、、、トヨタ自動車1社のみなのです。
約30年でこれだけ社会状況は変化します。
今あなたが「こっちの道に進んだほうがメリットがある!」と選んだものは、
10年後、20年後には、メリットがなくなっている可能性が高い、ということです。
変化の速い時代において私たちは、「どちらにメリットがあるか」ではなく、
「どうしたいのか」という根本的な判断基準を持つ必要がある、と本には書かれています。
その判断基準は、自分の心の基準を指標にすること。
自分が興味あること、自然と惹きつけられること、価値観がマッチしていることなど、
自分の内側にある基準で選ぶことで、ブレることがなくなるそうです。
なぜなら、状況が変わると決断も変わってしまっているようでは、今後も迷い続けてしまうからです。
「他人軸」に頼るのではなく「自分軸」に切り替えることがポイントで、
「どうすべきか」ではなく「どうしたいか」なんですね。
自分だけの「本当にやりたいこと」の見つけ方
ではどうすれば、自分だけの「本当にやりたいこと」が見つかるのか?
それは以下3本柱を立てて公式を作ることだそう。
1.好きなこと=なぜこの業界なのか?
2.得意なこと=どうやってその仕事で成果を出すのか?
3.大事なこと=なぜこの会社なのか?
私も実際に紙に書き出してみましたが、これが整理されてとても良いんです。
整理すると、下記のとおりです。
1.好きなこと
興味が自然と沸いて、勝手に「なんで?どうして?」と問いが沸いてくること。情熱がある分野。
例:ファッション・デザイン・メイク・環境問題・心理学・ロボット・医療など...
2.得意なこと
生まれつき自然と人よりも上手くできて、やっていて苦なく心地よいこと。
「才能」と言い換えることもできます。
例:人の話を聞くこと・一つのことを突き詰められる・客観視でき冷静に物事を判断できるなど...
※混同して勘違いしやすいのが「スキル・知識」です。
"イラストレーターが使える・コレクションブランドに詳しい・英語が話せる"などは、
「得意なこと」ではなく、特定のジャンルでのみ活用可能な後付けの「スキル」であり、全く別物だそうです。
3.大事なこと
何のために働くのか?という質問に対しての答えになり、“状態”を指している。
「価値観」と言い換えることもできます。
例:時間に縛られたくない・何かに熱中でありたい・家族と穏やかに過ごしたい・新しいチャレンジをし続けたいなど...
たとえば私の場合はこんな感じです。
「好きなこと」=アパレル・ファッション・美容業界
「得意なこと」=他人の悩みを聞くこと、一緒に考えること、背中を押すこと
「大事なこと」=誰かの人生を変えるような影響を与えたい(支援したい)
人生のフェーズによって、「やりたいこと」が変わることも間違いではなく、
未来の自分がどう変わっていくのか、はたまた変わらず突き詰めていくのか!?それもまた楽しみですね。
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みなさんが今目指していることは、「どうすべきか」と他人軸の判断基準になっていませんか?
「どうしたいか」と自分軸で考えたとき、もしかするとまったく別の答えに行きつくかもしれません。
また、導き出した「やりたいこと」を楽しめるまでには、試行錯誤が必要かもしれません。
今、ご自身が考えている「やりたいこと」が本当にやりたいことなのか、
じっくり考え、じっくり向き合うきっかけとなればいいなと思います^^
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最後に、私が今回ご紹介した本を紹介します!
八木仁平さんの‟世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方”です。
世界累計30万部を突破!!未だに重版し続けているそうです!!
みなさんも、興味があれば読んでみてくださーい♪
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