2023.06.26
株式会社ヤギ
契約社員から正社員に切り替え、オファー後の面談も重ねて難易度の高いOEM営業の採用に成功!
採用に伴う募集情報
採用背景 | 取引先・取り扱いアイテム増加に伴う増員 |
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募集ポジション | OEM営業 |
採用人数 | 1名 |
勤務地エリア | 東京オフィス |
採用成功のポイント
ポイント1 | 採用の必要性とそのための条件を提案し、契約社員予定のところ正社員でのオファーを実現 |
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ポイント2 | 並行して進捗中の他社に負けないためにスピーディーに進行 |
ポイント3 | オファー後の面談を複数実施し、年収や福利厚生などのオファー条件を丁寧に説明 |
ポイント4 | 入社後の仕事内容や期待したいことを開示し、入社後の活躍イメージをすりあわせ |
ヤギの採用方針
取引先・取り扱いアイテムの増加に伴い、OEM営業を募集
今回の採用は、取引先・取り扱いアイテムの増加に伴う、OEM営業の増員が目的でした。
現場とすり合わせした後、エージェントに連絡するまでは30分ほど。ポジションや要件によって、適したエージェントにお声がけしています。今回のポジションは同業界での営業経験も要件に入れていたので、クリーデンスに相談するのが良いと思い、すぐに担当営業の小林さんに連絡しました。
今回の採用で難しいと感じたのは採用条件でした。当社では中途採用における正社員雇用ハードルが高いのですが、アパレル・ファッション業界の採用マーケットと採用難易度を考慮すると、人事としては正社員で採用したいのがホンネでした。しかし、今回も契約社員スタートで求人を出すこととなりました。
しばらくご推薦のない状態が続いたある日、クリーデンスからAさんという方をご紹介いただきました。繊維商社の営業経験があり、異業界に転職したものの、またアパレル・ファッション業界に戻りたいというご意向の方で、ドンピシャでした。書類の時点で「これ以上の方とは出会えないのではないか」と感じ、どうやってこの方を採用するか?雇用形態、年収、待遇、社内プレゼンなど、現場と綿密な打ち合わせを行いました。
契約社員募集から、どのように採用成功までいたったのか
現場と連携し、常に「どうすれば採用できるか」に対する最善の手を打っていった
今回の採用を成功させるために行ったことは大きく4つです。
一つ目は、「なぜAさんを採用したいのか」という社内プレゼンを行い、正社員採用の承認を得られたことです。クリーデンス協力のもと市況感に関するデータを揃え、「この方を採用するためにこの条件が必要」と説明しました。加えて社内の正社員登用実績もデータ化し、初めから正社員で採用するメリットを提案しました。
二つ目はスピードです。Aさんは積極的に転職活動を進めていらっしゃったので、クリーデンスとのやりとり、人事・現場の面接はもちろんのこと、部長面接からオファーまで、すべての過程でスピードにこだわりました。
三つ目は、オファー後の面談です。給与額に加え、家賃補助などの福利厚生も加えた理論年収を算出し、オファー後もAさんと複数の面談を重ねて丁寧に説明しました。
最後は、Aさんに対する情報開示です。オファー内容はもちろんのこと、Aさんのどんな点に期待し、どのようなご活躍をいただきたいかを伝えました。他社と迷われているという話だったので、具体的に当社で働くイメージを持っていただきたかったのと、嘘偽りなくクリアな情報を提供することで、後悔なく判断して欲しいという思いでした。
最終的に当社に決めていただけたのは嬉しかったですね。小林さんや担当キャリアアドバイザーの方が、Aさんとの特性やご意向を把握した上で、何度も機会を作ってくれたからだと思います。それが無かったら、Aさんが決断するための条件や情報、われわれの熱意をお伝えできなかったかもしれません。
今回の採用成功ポイント
人事目線で言うと、現場との協力体制が一番のポイントだったと思います。 現場連携の重要性を理解し、データ提供やAさんのフォローなど、スピーディーにサポートくださった小林さんとクリーデンスのみなさんには感謝しかありません。多くのエージェントと仕事をしてきましたが、ここまで現場の空気を汲み取って動いてくれるエージェントはありません。当社のように、スポットで求人募集が発生するタイプの企業にも真摯に向き合ってくれるところがありがたいです。
今回の成功体験をもとに、他部署の採用でも同じように動くことができれば、ヤギ全体がさらに強くなり、アパレル・ファッション業界への影響度、貢献度を高められると思っています。今回のAさんも、この業界の大変さを知った上で、それでも戻ってきてくれた。その価値に見合ったオファーを出したかったですし、最終的に当社を選んでくれたことをうれしく思います。
業務委託のため、「FLEXSHION」も活用
当社には業務委託ニーズも多くありますが、「採用」ではないため基本的には現場主導で回しており、人事はほぼ介入しません。ただ、これまでは各部署で業務委託ニーズが発生したとき、誰に相談すればよいかが曖昧だったので、今は私がハブの役割を担っています。現場から人事に連絡があれば小林さんを繋ぎ、FLEXSHION担当の宗像さんから直接、提案とサポートをしてくれているので、スピーディーに求める人材と出会えるようになりました。
“会社” と “ヒト”って、昔は「使う側」「使われる側」という力関係があったと思いますが、今はその時代ではありません。利益を生み出すために、一緒に切磋琢磨して成長し合える関係性を作れる会社でありたいです。 個人が会社や仕事を選べる今の時代において、「選ばれる会社」であるために、人事から会社全体に良い影響を生み出していきたいですね。
株式会社ヤギ
事業内容 | 繊維商社(綿・合繊糸等繊維原料、ニット・テキスタイル、メンズ・レディスアパレル、スポーツウエア、ナイティ・インナーウエア、寝装品・インテリア商品、生活関連および産業繊維資材) |
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事業所 | 大阪本社:大阪市中央区久太郎町 2-2-8 東京本社:東京都中央区日本橋小網町 18-15 |
設立 | 1918年4月 |
代表者 | 代表取締役 社長執行役員 八木 隆夫 |
従業員数 | 777名 ※連結(2023年3月時点) |
資本金 | 10億8,800万円 |