2021.05.25
業界特化媒体ならではの人材層 生産管理部門のプロジェクトリーダーを1人採用(株式会社サントラージュ)
今回お話を伺ったのは、ファッション・アパレル製品の企画、OEM・ODM生産事業を展開する株式会社サントラージュ。
「READY TO FASHION」をご活用いただき、生産管理部門のプロジェクトリーダーを1人採用されました。
今回は事業推進部部長の山田貴様、事業推進部の辻青華様にインタビュー。株式会社サントラージュ様の採用活動の方針や「READY TO FASHION」を活用する前後の変化、この先の展望についてお話を伺いました。
- 課題
- ファッション・アパレルのものづくりに関する専門知識を持つ求職者を集めづらかった。
- 現状
- 生産管理部門のプロジェクトリーダーを1人採用。
- 未来
- ものづくりの専門知識を持つ人や可能性を感じられる人の獲得。
社風を感じる独自の認知拡大術
サントラージュ様の採用の方針と採用の基準を教えてください。
山田:中途や新卒に共通することとして、適性検査をある程度重視しています。中途採用に関しては、職務経歴などから各ポジションに必要な能力をお持ちかどうかを審査します。
デザイナーなどの専門職に関しては、ポートフォリオなどの課題や資料の提出をいただき判断します。新卒採用に関してはやる気や熱量、可能性を重視しますね。
面接はどのように実施されているのですか?
山田:2021年に関しては、コロナ禍の影響でオンラインで実施しました。最初のフィルターを通せるという意味では、企業と求職者の双方にとって有効に働いたかなと。
また、弊社の場合、選考の早い段階から社長が参加してサントラージュのビジョンを語るんです。とにかく現場が好きで責任感が強い方なので。ただ、そこまでやらなくていいところまで自らやりたがるので、最近は選考が進むまで控えてもらっています(笑)。
社長自身がなんでも自分でやりたがる姿勢が社風にも影響しているのかもしれませんね。サントラージュ様と言えば、YouTubeで公開している企業PVやマスコットキャラクター兼“新人プレス”のにゃんトラちゃんなど、認知拡大の手法が独特ですよね。
山田:PVは会社のイメージを伝えるには、文字より映像の方が伝わりやすいという社長のアイデアで制作したものです。
にゃんトラちゃんに関しては社員からの提案で始めました。今後どのようにするか検証しつつ運用します。
友人や社員からの提案で実施した施策だったんですね。社風を強く感じるエピソードです。
採用部門の組織化と新卒採用の導入
採用の課題や苦労したことについて教えてください。
山田:以前は採用部門も社長が中心にやっていたので、社長の感覚で全てが決まってしまう部分がありました。なので最近では、我々を中心にした意思決定の仕組みや組織設計に組み替えています。
では、最近の採用状況を教えてください。
山田:人を育てながら会社をつくっていくことが会社の永続性を持たせる上で重要だという判断から、2020年より新卒採用を開始しました。
ここにいる辻も2021年4月入社の新卒社員です。サントラージュがチャレンジをする会社なので入社したばかりではありますが、私と共に総務的な業務をやりつつ、全ての採用窓口になってもらい、自ら考えて様々な施策に取り組んでもらっています。
社員が新しいことにすぐ挑戦できる会社ということが伝わります。
業界特化媒体だからこそのメリット
READY TO FASHIONを導入した経緯について教えてください。
山田:以前は基本的に求人広告のみでしたが、社外の採用アドバイザーの方のアドバイスを受けて他社媒体とあわせてREADY TO FASHIONを導入しました。
他社の媒体と比較して、READY TO FASHIONの使用感を教えてください。
辻:求人票の更新は他社と比較して簡単だと思います。他社媒体で求人を更新する際は、新しく求人を作成しなくてはならず、画像の再貼り付けなどの作業が発生してしまいます。READY TO FASHIONの場合は、新規で求人を作成する必要なく内容部分を変更するだけで更新できるため、担当者としてとても助かっています。
また、企業に対して気軽にエントリーできたり興味を示せたりする点は、求職者側のメリットなのかもしれません。
READY TO FASHIONから応募がきた方にはどのような特徴の方が多かったのでしょうか?
辻:若い方が多い印象です。特に、数年ほど業界他社で働かれて転職を検討されている方からの応募が多いかもしれません。
また、弊社は中国の工場との取引もあるため一部求人に「中国出張あり」と記載していたのですが、中国企業勤務経験がある方や中国語が堪能な方、中国籍の方からの応募がありましたね。
山田:そもそも私自身がREADY TO FASHIONを通してサントラージュに入社しています(笑)。
ありがとうございます(笑)。
山田:READY TO FASHIONはファッション・アパレルに特化した求人プラットフォームということで、基本的に業界をご経験された方が多く、我々のような企業にとってはとてもありがたいですね。
他媒体などからは異業種出身の方からの応募もあるかと思います。
山田:総務や人事、ファイナンス職については問題ないのですが、ファッション・アパレルのものづくりに関わる職種に関しては前提知識が欠かせない部分もあるため、異業種の方には難しいかもしれませんね。
たしかにファッション・アパレル業界に特化している分、求職者のセグメントはきいているかもしれませんね。READY TO FASHIONを使うことでどのような成果がありましたか?
山田:生産管理ご経験者の方に1人入社いただきました。ご経歴を踏まえつつ、オンライン面接にて社長がサントラージュのビジョンを語った際にフィーリングがあったということで採用いたしました。現在、全社的に生産管理部門の見直しを行なっており、そのプロジェクトリーダーとして参画いただいております。
未来を見据えた人とビジネスを育てる
サントラージュ様の今後の展望を教えてください。
山田:OEM業界のマーケットだけでゲームを進めるより、未来に目を向けた人たちとビジネスをしたいと考えています。
もちろん、1品番で何千枚ものオーダーをいただけると正直ありがたいのですが、その分薄利多売になってしまいます。せっかくビジネスをするならば、自分のブランドをつくりたいユーチューバーさんや新しくブランドを立ち上げたい人と一緒に育てていくようなことを今後いろいろやっていきたいなと。
では、今後の採用方針についてお聞かせください。
山田:現在素材にこだわれるテキスタイルマネージャーの求人を公開しております(※2021年5月時点)。我々は50社超の工場に製造発注をしているのですが、素材の知識が豊富な方がいれば、コストの整理やお客様への提案内容の改善につながるかなと。
ただし、専門性も高く集まりづらい求人になるため、継続的に慌てず待とうというスタンスです。素材が好きで素材の知識を深めたいという熱量のある方の応募もお待ちしております。
また、デザイナーに関しては十分在籍いただいていますが、才能や可能性がある方には未来を見据えるために、積極的にお会いしたいと考えているため継続的に求人を公開していく予定です(※2021年5月時点)。
さいごに今後の展望や採用計画を踏まえて、サントラージュ様が求める人物像をお聞かせください。
山田:フットワークの軽さだと思います。好奇心が旺盛の人、チャンスを見つけたら手をこまねくのでなく、すぐアクションを起こせる人に入社いただきたいですね。