「ato（アトウ）」の“個々の個性を引き出す”にこだわったブランドづくりとは？

1993年、デザイナーの松本与が設立した「ato（アトウ）」は、東京コレクション等でランウェイを展開するコレクションブランドである。

身体こそが個性の象徴であり、そのフォルムをデザインとして捉えているatoのコンセプトは「個々の個性を引き出す」というもの。そのマインドを表現するためすべてのアイテムを立体裁断で行っており、身にまとったときに放つ独自のフォルム、圧倒的な存在感は国内のみならず海外からも高い評価を得ている。

「個々の個性を引き出す」というコンセプトは服にのみ表現されるものではなく、そこで働くスタッフに対しても同様だ。
たとえばatoではすべての服にパタンナーネームを付けているのだが、これはデザイナーだけでなくパタンナーも含めたスタッフ一人ひとりの個性を活かして服を作る、という思いが込められている。このエピソードはあくまで一例であるが、営業やプレス、企画、販売なども、「良い服を作ってお客様に届けたい」という思いを持ちは同じ。その中で個性を存分に発揮しながら自身の役割をまっとうすること。これがatoが目指す姿である。

そんな強いこだわりを持ったato、一緒に働きたいと思っても難しいだろうという印象であるが、意外と敷居は高くないという。

「『ato』が好きなこと、これがいちばんで唯一の条件です」

現在募集している店長・販売スタッフの条件はこれだけ。非常にシンプルである。

「ブランドに対する強い思いがあれば、現時点で経験やスキルは浅くても必ず成長できるというのが私たちの考えです。はじめは覚えることもありますが、慣れてきたらきっとあなたのセンスや感覚を活かした接客術を身に付けていっていただけると思います。大好きなブランドの魅力をお客様にお話しし、それが伝わったときには何事にも代えられない喜びですよ。」

atoが好きな人にとってはたまらないチャンス。
ぜひこの機会にチャレンジしてみては。