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2015.11.09

高感度シューズ・バッグブランド「ピエール・アルディ」がパリ、NYに続き表参道に新店舗をオープン

素材や内装、ライティングまで、ピエール・アルディ自身のこだわりがたっぷり詰まったニューヨーク店の店内
素材や内装、ライティングまで、ピエール・アルディ自身のこだわりがたっぷり詰まったニューヨーク店の店内
素材や内装、ライティングまで、ピエール・アルディ自身のこだわりがたっぷり詰まったニューヨーク店の店内

世界中のファッショニスタを虜にするシューズ・バッグブランド「PIERRE HARDY(ピエール・アルディ)」の路面店が表参道にオープンする。世界ではパリ、ニューヨークに続き、4店舗目。コンテンポラリー・アートなどに造詣の深いデザイナー自身の世界感を体感しながら、ゆっくりとフィッティングできるつくりとなる。

他に類を見ない独創的で現代アートのような配色、建築デザインのような構築的なフォルム、“履いて歩けるオブジェ”とも称されるピエール・アルディのシューズ。そんな彼は異色の経歴を持つ。

パリに生まれ、美術とダンスを学んだピエール・アルディのキャリアはコンテンポラリー・ダンサーからスタート。
並行してファッションイラストレーターとしても活躍する中で、クリスチャン・ディオールからの依頼でシューズデザイナーとしてその才能を開花させた。
当時のことを振り返り、ピエール・アルディは「私のそれまでの経験が、身体を制約するシューズをどうやって組み立てるか、真の意味で転換する方法を教えてくれました。」と話す。

’90年以降はエルメスのクリエイティブデザイナーに就任、まずはレディースのシューズデザイン、その後メンズも手掛け、’99年には自身のブランド、「ピエール・アルディ」を立ち上げ。並行して’01年からはバレンシアガのシューズとエルメスのジュエリーデザインも担当し、’15年にはレジオンドヌール勲章シュヴァリエ(※)を授与された。

「デザインもスポーツと同じ。ある高さをクリアしたらより高くジャンプしようとするでしょう。」

その言葉のとおり、毎シーズン新しいデザインアプローチを試み続けるピエール・アルディ。
今後の展開に目が離せない。

※レジオンドヌール勲章はナポレオン・ボナパルトによって創設されたフランスの最高勲章。
軍人や文化・科学・産業・商業・創作活動などの分野における功績を表彰する

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