世界最高級生地「ゼニア」で仕立てる高級オーダースーツ専門店が人気

近年、高級オーダーメイドスーツを仕立てる20～30代が増えているという。

一昔前、高級オーダーメイドスーツといえば、50代以上の男性が楽しむものであった。ところが現在、「本当に良いものを持ちたい」「何か一つ自分のために仕立てたい」という価値観を持つ若者が増えており、高級オーダーメイドスーツのニーズが高まっているのである。

銀座の一等地に店を構える「スプレーモ銀座店」もそのひとつ。時代のニーズを的確に捉えた事業展開により、新しい層の顧客獲得を続け、右肩上がりで成長を続けている。

同社では、世界中のラグジュアリーブランドで使用されている「エルメネジルド・ゼニア」の生地を使用。着心地を追求した仕立てにも定評があり、オプション付き11万円で購入できるというリーズナブルさも、幅広い層から支持を集める所以だろう。クオリティの高さは商品だけでなくサービスも同様で、1日5組程度の完全予約制とし、時には1時間以上も掛けて接客を受けることができるラグジュアリー感が嬉しい。

「当店のお客さまは、既存のお客さまからのご紹介や、ゼニアの生地に興味を持ってご来店される方が多く、受注率は90%、リピート率は87%と、多くのお客さまにご満足をいただいています。当店のスーツを着用することで『自然と身が引き締まる』『どんなときでも堂々としていられる』と自信を持つことができ、ビジネスの成功につながることも珍しくありません。一段階上のファッションが与える影響を感じていただきたいと、日々接客させていただいています。」

プロとしての高い接客力が必要であるが、スタッフはオーダースーツの経験を持っていたのだろうか？

「知識やスキルは経験と学びによって身に付けることができます。特にこの仕事はお客さまと1対1で向き合うことが大切なので、経験よりも、ファッションが好き、接客が好き、お客さまに喜んでいただきたい、という“思い”の方が重要かもしれません。『あのスーツ褒められたよ』『商談がうまくいった』というお声をいただいたときには何よりのやりがいを感じます。」

ファッションや接客、お客さまへの“思い”が知識やスキルを高め、プロとしての成長に繋がるという同社。一人ひとりのお客さまと向き合いたい、より高い接客スキルを身に付けたい、という方はぜひチャレンジを。