世界700店舗を展開「Bershka(ベルシュカ)」勢いを増し続ける秘密は？！

「ZARA」を展開するスペインのINDITEXグループが展開するブランド「Bershka(ベルシュカ)」の勢いが止まらない。

「Bershka」は、ファッションはもちろんのこと、音楽やソーシャルネットワーク、モバイル、テクノロジーなど流行感度の高い10～20代の若い男女に向けて圧倒的な支持を得ているブランド。
日本には2010年12月に株式会社ベルシュカ・ジャパンが設立。2011年4月に渋谷店をオープンすると、埼玉、千葉、福岡にも続けてオープン、来年春には大阪店をオープン予定。順調に日本のファンを増やし続けている。

1998年立ち上げと比較的新しいブランドながら、世界50カ国700店舗以上、11億ユーロを売り上げるまでのブランドに成長したのには理由がある。
それは「できる限り短時間で新しい商品を店頭に並べる」こと。

トレンドやお客さま、各店舗から集められた情報をもとに、社内のクリエイティブチームがスピード感を持って企画。出来上がった全ての商品は物流センターに集められ、週２回は必ず新しいモデルを入れた形で世界中の各店舗へ送られる。
店舗では地域ごとに違うお客さまの特徴を捉え、ショップマネージャー自身が店舗に並べるアイテムをセレクトし、買い付けを行う。
注文したアイテムは最大48時間以内に商品が配送され、細部にまでこだわりぬいたインテリアを施した店内に並べられる。

デザイン・生産・流通・ディスプレイ・販売に至るまで、社内の各チームが連携を取ることで、シーズン中に短スパンで訪れる変化にも柔軟に対応する。
それが「Bershka」最大の魅力なのだ。

これからも拡大し続けるグローバル企業から目が離せない。