アパレル企業特集
2012.02.21
ガリャルダガランテグループ(株式会社パル)
働くほどに、楽しくなる会社
常にポジティブでいられる“現場”とは?
今回、この方にお話を伺いました!
ガリャルダガランテ SV
浅海さん
アート系専門学校卒業後、アルバイトとして株式会社パル ガリャルダガランテ大阪ディアモール店へ入社。その後ギャレ大阪店、広島店、クリスタ長堀店を経て、SVへ。現在は東日本エリアの統括SVを行っている。
ガリャルダガランテ エリアマネージャー
水口さん
異業種での営業経験を経て、アルバイトとして株式会社パル ガリャルダガランテ神戸店へ入社。その後名古屋店、横浜ルミネ店、丸の内店、新宿店を経て、2012年2月よりエリアマネージャーへ。ルミネ5店舗のマネジメントを行う。
誰かのために頑張りたいという思いが自分のパワーになる
水口:
元々、ブランドのいちファンだったのですが、アルバイトとして神戸店に入社後、まず思ったのは、当時の上司である店長が何て素敵なんだろう、ということ。
女性らしい柔らかさを持ちつつも仕事をきっちりとこなし、いつも笑顔でスタッフ全員を見守ってくれるような人でした。私もこんな人になりたい、こんな風に働きたい、と思いましたし、そう思える人が同じ職場にいることがとても幸せだと感じながら働いていました。
その数年後、私自身が店長になった当初、自分の思い描く店長像と、自分が働いている姿にギャップがありました。そんなとき、SV(今のブランド長)が店舗に入ってくれて、一番身近で話を聞いてくれて、尊敬する上司が自分のことを気に掛けてくれているということが本当に心の支えになりました。
そして、自分のため、お店のスタッフのためだけでなく、このSVのために頑張ろう、というパワーが生まれたんです。
そういったことがあったので、お店のスタッフたちから「私、店長のために頑張ります」とか「店長のようになりたい」っていう声を聞けるのがたまらなく嬉しくて。 仕事をする上で何よりも大切にしています。
歳を取ればとるほど楽しくなる仕事
浅海:
数年前、店長をしていたときの私の目標は「お店のスタッフみんなが働きやすい環境を作ること」でした。そのために接客も業績も売上も何でもできるパーフェクトな店長を目指していました。
SVになると今度は「店長みんなが働きやすい環境を作ること」という目標になり、基本は変わらないまま、視野がどんどん広がっていってるのを感じますね。
業務の改正など、本部スタッフでないとできない仕事がたくさんあるので、今の立場でできることは全てやってやろうという思いでいます。
当社では業務の1から10までを与えられて仕事をこなすのではなく、上司の仕事も奪うくらいの姿勢を持つスタッフがほとんど。もちろんラクではありませんが、実はそうやって経験してわかることの方が重要だと思っていて、失敗してもそこを乗り越えて自分のものにしていくことで成長を実感しています。
そんな経験がまだまだこれからもできるのかと思うと、次は何をしてやろうかとワクワクしてしまいますね。
接客研修も充実。しかし本当の意味で身に付くのはやはり現場
浅海:
お客さまに対する基本的な立ち振る舞いなどは、座学やロールプレイング研修の中で身に付けられるようになっています。4~5年前から会社全体で力を入れていて、新入社員が入ってきても1年間掛けて学ぶ研修プログラムが組まれていたり、スタッフ、中間層、店長、SVなど、それぞれのランクごとに研修があったりし、基本的な業務は研修の中で学ぶことができます。
昨年はブランド理解を深めることを目的に、スタイリングコンテストをやりました。ガリャルダガランテのブランドごとに、ショップから選抜したメンバーが自分の着てきた服を発表するというものです。
(ガリャルダガランテを立ち上げた)部長の山崎をはじめ審査員が点数を付けて、といった本格的なコンテストで、かなり盛り上がりました!
しかし本当の意味でスキルが身に付くのはやはり現場での経験です。社歴や肩書きに捉われず、常に柔軟な頭でおたがいの意見を尊重する社風なので、ひとつひとつの仕事を納得しながら進められる。
そこで得た経験は成長にも繋がりますし、私自身、一番大切にしている思いです。
現場を重視するというのは社長の思いで、役員を始め派遣スタッフに至るまで、全社に浸透しているのが当社の大きな特徴ですね。
常にポジティブでいられる場所にしていきたい
水口:
私が、今の仕事を続けていられるのは、プライベートでどんなにつらいことがあってもお店に入ると背筋が伸びて自然と笑顔が生まれるから。嫌なことも忘れて仕事に夢中になれるんです。
もともと、常にポジティブで何かあっても「寝て起きたらどうにかなるか!」と思える性格ではあるのですが、それに加えてお店に行けばスタッフがいて、支えてくれていると感じることができるからこそ、笑顔で働くことができ、結果を出していくことができるのだと思います。
決してきれいごとばかりではありませんが、「何かがしたい」「これがしたい」という思いを持って行動すれば、実現できるのが当社だと思います。
具体的に何をしたいかが明確でなくても、私たちと一緒に働いて、一緒に苦労を乗り越えることできっとやりがいを見つけることができるはず。
そんな方々とこれからも沢山出会えることを楽しみにしています。
ガリャルダガランテグループ、6つのブランド
GALLARDAGALANTE(ガリャルダガランテ)
古さや新しさ、また日常的であり非日常的で会ったりと。そういった磁石のように、また男女のように【相反するものが1つになる】その瞬間に生まれる両面性を超えた魅力を提案します。
LOUNGEDRESS(ラウンジドレス)
時代の“it”を感じ、それをいかに自分流に着こなすか・・自然体の自分らしさを映し出す、タイムレスな輝きへの道へ。
BEARDSLEY(ビアズリー)
ディティールのあるアイテムを展開し、デイリーでありながらもスノップな部分を付け加えて、女性の持つ柔らかさと凛とした雰囲気を隠し出すスタイリングを提案します。
COLLAGE(コラージュ)
アイテムの一つ一つが自由なパーツであり、コラージュすることによって「違い」や「におい」を感じる商品・空間・時間を提案します。
LIVETART(リヴェタート)
生活に関わる「時を経ても変わらない本当の意味で価値のあるモノ」をファッションのフィルターを通して世界中からセレクトしています。
ガリャルダガランテグループ(株式会社パル)
事業内容 | 婦人服・紳士服・雑貨の企画製造および卸・小売 |
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事業所 | 本社:大阪府大阪市中央区北浜3-5-29 |
設立 | 1973年10月 |
代表者 | 代表取締役 井上 隆太 |
従業員数 | 345名(2012年2月現在) |
資本金 | 31億8100万円 |