アパレル企業特集
2014.08.08
gelato pique(株式会社マッシュスタイルラボ)
「gelato pique」愛たっぷり!
企画責任者、國井さんインタビュー
2008年のスタート以来、驚くほどのスピードで成長を遂げ、若い女性たちに限らず幅広い世代の男女から人気を博している「gelato pique(ジェラートピケ)」。今回は、企画責任者の國井さんに、ものづくりへのこだわりや社内の雰囲気などについてお伺いしました。
今回、この方にお話を伺いました!
株式会社マッシュスタイルラボジェラートピケ 企画責任者
國井美友紀さん
6年前、「大人の女性を癒す」という当時のブランドの世界観と、「人々に幸せを届けたい」という会社の理念に惹かれて中途入社。以来、「gelato pique」の企画を担当し、現在は企画責任者として従事している。
季節感やシーズンイベントも意識しながら、
自然と湧き上がる“癒し”への思いを形にしています
さっそくですが、アイテムの企画はどのように行っていますか?
企画メンバーは8名いて、最初はカテゴリー問わず全員で話し合って方向性を決めていきます。無理にアイデアをひねり出すのではなく、リラックスできる部屋のイメージを浮かべながら、「こんな部屋にはこんなアイテムが欲しいよね」「次はこのあたりを掘り下げたいね」と自然と湧き上がる思いをどんどん出し合ってシーズンの全体像を作ります。
その後、サンプル出しなど具体的な作業になってきた時点で、レディース、メンズ、キッズ、グッズ、コスメなど、各カテゴリーに分かれて担当アイテムを進めています。
ルームウェアは、通常の洋服と比べてシーズンごとの違いが出しにくいような印象もありますが、実際のところはいかがでしょうか?
たとえば、春は薄めの生地のニットだったり、夏はプリントカットソーだったりと、外から見る以上にシーズンごとの売れ筋が違うので、マーケットをしっかりとらえて違いを付けて企画しています。
また、「gelato pique」の商品はプレゼントとして買っていただくことが多いので、シーズンイベントも大切にしています。バレンタイン、母の日、父の日、ハロウィン、クリスマスなど、シーズンごとに1~2回、イベント・フェアを実施して、限定アイテムを考えます。
遊び心をいろいろ取り入れて、この企画は特に楽しいですね!
モコモコにも違いがあるのですね。あの肌触りは一度味わうともう離れられません!
ルームウェアはリラックスできることがポイントなので、肌に触れて心地よい“素材感”には一番こだわっています。
本当に少しの違いでさわり心地や風合いは違ってくるので、企画のたびに改良を重ねています。
素材に対する探究心は、「gelato pique」でいちばん身に付いたスキルかもしれません。
よく見ると色も微妙にすべて違っていて、細かいながら強いこだわりを感じます
ありがとうございます。実は素材と同じくらいこだわっているのが色なんです。
“大人のデザート”というブランドコンセプトなので、「おいしそう」「やわらかい」・・・などのキーワードに沿って、何百色もの中から選んで組み合わせます。サンプルの色が想定しているものと違ったら何度でもやり直して、ようやく「これ!」という一着ができあがります。
企画から店頭に並ぶまでだいたい3ヶ月くらいで回しているのですが、ウェアの場合、形自体はある程度定番のものが多いので、そのぶん、素材や色に時間をかけることができています。
新しいことにもどんどん取り組んで、ブランドの世界観をつくりあげています
ここ数年で、ルームウェア以外のアイテムもぐっと増えたような印象がありますが、ブランドとして変化があるのでしょうか?
“癒し”をお客さまにお届けする、というブランドの立ち位置は立ち上げ当初から変わっておらず、その世界観を表現するためのアイデアが広がっている、というイメージです。
もともとレディースからスタートしたブランドですが、今はベビー・キッズ、メンズもあり、幅広い方々に愛用いただいています。さらには洗剤・柔軟剤、ディフューザー、ボディケア、生活雑貨など、ウェアに限らず、お部屋を彩るさまざまなアイテムをどんどん形にしていっています。
初めて扱うアイテムも多いので、形にするまでには色んな苦労もありますが、初めてだからこそアイデアを自由に膨らませるのが楽しいですし、それが形になってお客さまから受け入れられたときには、そんな苦労も気にならないくらい嬉しくなっちゃいますね。お客さまの反応が見たくてお店をこっそりのぞいたりもしてるんですよ(笑)
ブランドの世界観を表現する上でVMDも欠かせない要素のひとつですが、企画として関わることはありますか?
企画としては特に展示会で関わることが多いのですが、職種をまたいでお互いに意見交換をしながらブランドの世界観をつくりあげています。
専門外ではありますが・・・VMDは決めたテーマを空間的に形にしていく仕事なので、ものづくりとはまた違う“発想力”と“妄想力”が必要だと感じています。「gelato
pique」のVMDは特にその傾向が強くて、ブランド愛とガッツに溢れる、本当に素敵なスタッフたちです。
「gelato pique」愛たっぷり!
ふわっとした雰囲気ながら、芯の強いメンバーが集まっています
「gelato pique」企画のみなさんの普段の雰囲気を教えてください
弊社代表の近藤もよく「社員は家族だ」と話しているのですが、本当にそんな感じで、みんな仲よくアットホームです。仕事仲間もライバルではなく、人を思いやり、助け合う社風が自然とできている、本当に働きやすい会社です。
「gelato pique」で言えば、一見ブランドっぽいふわっとした雰囲気ながら、とにかく好奇心が強くて、細かいところまでこだわりぬく、芯の強いメンバーがそろっています。忙しくてピリピリしているときにも誰かがふざけてみんなで笑ったり、小さいときに読んでいたマンガについて語らったり、ほかのブランドと比べるとちょっと変わったキャラクターが多いかもしれません。
最後に、こんな人と一緒に働きたい!というメッセージをお願いします
私たちが何より大切にしているのは、「gelato pique」が大好きという思いです。ルームウェアを作りたい、といったアイテムありきではなく、ブランドの世界観や雰囲気に共感して、「ここだったら何かおもしろいことできそう」と感じとってもらえると嬉しいです。
新しいことにどんどんチャレンジしていくのが好きな方、何があっても最後までやりとげる!というガッツのある方からのご応募をぜひお待ちしています。
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株式会社マッシュスタイルラボ
事業内容 | 衣料・衣料雑貨・装飾品の企画、製造、仕入、販売及び輸出入 他 |
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事業所 | 本社:東京都渋谷区渋谷1-2-5 アライブ美竹 |
設立 | 平成11年11月11日 |
代表者 | 代表取締役社長 近藤 広幸 |
従業員数 | 920名(2014年7月現在) |
資本金 | 2500万円 |