アパレル企業特集

2016.11.24

ADAM ET ROPE’、ViS、MAISON DE REEFUR 等(株式会社ジュン)

大好きなブランドを楽しみながら、
自分らしく働く。

1958年の創業以来、ファッションを一つの「文化」として捉え、独自のスタイルを提案してきた、株式会社ジュン。
昨今では服にとどまらず、食、音楽、アート、スポーツといった多岐にわたるカルチャーを提案し、成長を続けています。
今回は、第一線である販売スタッフとして活躍している2名の方にお話を伺い、ジュンの企業風土や働く魅力などをお伝えします。

子育てにも理解がある、そんな風土が根付いています。(平木)

現在、お子さんが2人いらっしゃるそうですね。

平木:はい。入社以来、産休・育休を2回取得させてもらって、現在は1歳と3歳の子どもを育てながら働いています。
販売職だと、結婚や出産のタイミングで辞めてしまう人も多いと思いますが、ジュングループでは産休・育休を経て復職した女性社員がすでに何人もいましたし、時短勤務スタッフも増えているので、安心して戻ってくることができました。

現在、時短勤務で育児をしながらのお仕事はいかがですか?

平木:子どもたちの体調などでお休みをいただくこともあるので、お店のスタッフに迷惑を掛けていると思いますが、ありがたいことにみなさんの理解のもと、サポートにも入ってくれて、第一線で働くことができています。他も1店舗に1名程度は時短勤務スタッフがいて、会社全体でライフイベントと仕事との両立に関する理解が深まっていると感じています。
もともと「アダムエロペ」が大好きで入社し、別のブランドにいた時期もあるものの、ジュングループの社員としてずっと続けてきました。なので、家庭と仕事、どちらも犠牲にすることなく、これからも続けていけるというのは、私にとって最高の環境です。

ADAM ET ROPE' 新宿ルミネ2 平木 利映さん

ジュングループの魅力についてお聞かせください。

平木:会社組織が大きすぎると仕事の枠が決まってしまっていたり、逆に小さすぎると制度が整っていなかったりというイメージがありますが、当社は適度にフランクで、店舗と本社の距離が近くて意見交換がしやすかったり、販売から本社スタッフへチャレンジできたり、また長く働けるの環境もあったりと、“ちょうどいい規模感”が魅力だと感じています。

歳を重ねていく中で、志向性やキャリアの考え方が変わることもありますし、さらに結婚や出産などライフイベントがあったりすることを考えると、確定している未来なんてなくて、数年後にどんな生き方、働き方をしているかなんて誰も分からないと思うんです。
そんな中でも当社では、その時起こったことに対して会社と相談しながら、自分らしく働ける可能性がたくさんある。その安心感がすごく良いですね。


自分の力を活かせる場を幅広く考えていきたいです。(石後)

ジュングループへの入社のきっかけと、入社してからの印象をお聞かせください。

石後:前職もアパレル販売で、さらなるスキルアップを目指してジュンに転職しました。
ジュングループには知人がいて元々良い印象だったこと、面接の中で人を大切にしているのが伝わってきて、自分自身のスキルアップに繋がりそうと感じたのが入社の決め手でした。
ジュングループには、「5RULES」という社員の心得があって、この最初に、人がすべてを作る、“Human First”という言葉があります。人が商品を企画し、生産し、販売する。お客さまももちろん人で、あらゆる人々の思いを大切にしよう。という考え方なのですが、これがしっかり根付いていて、店舗のスタッフ同士はもちろん、本部スタッフとも頻繁にコミュニケーションを重ねていて、全員でブランドと会社を創り上げているという実感を得られています。

入社3か月で早くも副店長に昇格されたとのことですが、店舗で働く上で心がけていることはありますか?

石後:売上をしっかり達成することが私たち販売の仕事なので、常にスタッフと状況を確認して、どこをどう伸ばしていこうか、今日できなかったことがあれば明日は何をしようか、と話し合いを重ねて、達成する喜びをうまく日々のモチベーションに繋げられるよう意識しています。
また、これは副店長としてというわけではありませんが、お客様や店舗・本社スタッフなど、人との出会いやそこからの関係性を大切にすることを心がけています。仕事で生まれた人との繋がりは、これからの可能性を広げてくれるものだと思うので。

VIS 新宿ルミネエスト 副店長 石後 知美さん

スキルアップのための転職とのことでしたが、これからチャレンジしたいことは何ですか?

石後:まだ入社して半年なので、まずは店長を目指していますが、将来的には色んなことに挑戦してみたくて、別の事業部であったり、本部であったり、自分の力を活かせる場を幅広く考えていきたいですね。人が好きなので、人事の仕事にも興味があります。
私の場合、1社目が長かったので転職自体がひとつのチャレンジだと思っていたのですが、行動に移してみると意外と大丈夫で、新しいこともたくさん見えてきて、これからが色んなチャレンジの始まりなんだなと実感しています。


“なりたい私”を実現するための、充実した研修制度。

ジュングループが誇る社内制度のひとつに社員の研修・教育があります。中でもショップスタッフ研修は、入社前研修、コミュニケーション研修・ショップマネージャー研修・フィールドマネージャー研修など、おおよそ8つのステップを踏んでトレーナーへ育成する充実の教育制度を設けています。

その他にも年間で優秀な成績を上げたスタッフに向けた海外研修、企画やプレスといったプロフェッショナルな職種に対して行うワークプラットフォーム、そして社外からさまざまなクリエイターを講師として迎え、最新のワークスタイルをご紹介いただくクリエイティブワークショップなど、多彩な制度があり、社員の「成長したい」という思いをサポートしています。


来たる2020年に向けて掲げた「JUN2020」「5RULES」とは

私たちが2020年に向けて掲げている「JUN2020」。これはビジネス(経営)、ヒューマン(人)、クリエーティヴ(行動)の3部から構成されています。
ビジネスヴィジョンは売り上げなどに関する経営案、ヒューマンヴィジョンは人材の力を十分に発揮するための制度に関する取り組みを意味します。クリエーティヴヴィジョンは、クリエーションの追求のために個人個人の頭の引き出しをどういう状態にしていかなくてはいけないのか、そのための具体的なアクションです。そんな「JUN2020」を実現するための大切な考え方として、5つの大事なルール=「5RULES」を定めています。

「Human First(人がすべてを作る)」、「Global Identity(日本から世界へ)」、「Extreme Quality(真似できない品質の追求)」、「Be Foolish(バカであれ、楽しむことを忘れるな)」、「Happiness for Everyone(お客様、お取引先、我々、すべての人が幸せに)」という5つの考え方。これはジュングループの社員の意識に根付いた行動指針です。

中でも「Be Foolish」は当社の理念を象徴するもので、私たちはこの言葉を「好きなことにのめり込む、こだわりを持つ」という意味だととらえています。のめり込める趣味を持っている人は、その分野を通じてファッションにも関心を持つようになるはず。それは音楽やスポーツ、グルメや車かもしれませんが、ジュングループはそうした多様な分野までも“ファッション”として捉えてきました。

さまざまな人材が持つさまざまな「こだわり」をジュングループのフィールドで活かせたら、こんなに嬉しいことはありません。


好きなことを仕事にして、世の中をおもしろくしたい、
そんな方をお待ちしています。

当社は「社会とどのように関わっていくか」「社会にどんなカルチャーを提案するか」という生活哲学、いわば「ソーシャルスタイル」を企業理念としており、社会の文化成熟度の向上が、市場全体の反映に繋がると考えています。

ファッションを通じて、人々のパーソナルライフをよくしていく、その集積である社会、ソーシャルライフをよくしていく。人生を、世界を、どこかの誰かではなく、自分がおもしろくするんだ。そう考えるみなさんと一緒に、新しいカルチャーを、もっとワクワクする世の中を、創っていきたい。それがジュングループの願いです。

株式会社ジュン

株式会社ジュン

事業内容 レディス・メンズのファッション製品全般の企画・製造・販売
建築及び室内内装の施工設計
ラジオ番組の企画制作及びサウンドプロデュース
屋外広告媒体事業
ゴルフ場、レストラン、ワイナリーの経営
事業所 本社:東京都港区南青山2-2-3
設立 1958年12月
代表者 代表取締役 佐々木 進
従業員数 2897名(2016年11月現在)
資本金 11億円

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