アパレル企業特集

2022.11.07

ALEXANDRE DE PARIS( アレクサンドル・ドゥ・パリ・ジャパン株式会社 ※八木通商グループ)

フランス発の歴史あるヘアアクセサリーブランド
アレクサンドル・ドゥ・パリを、みんなで育てていく

フランスを代表するヘアアクセサリーブランド、ALEXANDRE DE PARIS(アレクサンドル・ドゥ・パリ)。セレブリティから近年では本物志向の20~30代の方々まで、多くの女性たちを魅了しています。そんなアレクサンドル・ドゥ・パリ・ジャパンで働く魅力はどのようなものでしょうか。シニアマネージャーの藤野さんと、店長の植木さんに伺いました。

もくじ

今回、この方にお話を伺いました!

シニアマネージャー

藤野 由夏さん

シニアマネージャー 藤野 由夏さん

アレクサンドル・ドゥ・パリ・ジャパンの親会社である八木通商でメンズWEARの営業に長年携わった後、ラグジュアリーブランドのバッグを扱う会社へ転職。アレクサンドル・ドゥ・パリ・ジャパンへは4年前に入社。店舗のマネジメントや、百貨店、卸先の営業を担う。

伊勢丹 新宿店 店長

植木 頌子さん

伊勢丹 新宿店 店長 植木 頌子さん

新卒で入社した会社ではアクセサリー販売に従事。その後転職先でもアクセサリーに関わる中、転職エージェントの紹介でアレクサンドル・ドゥ・パリ・ジャパンへ転職。現在入社6年目。店長としての役割を担いながら、重要な催事などにはスタッフとして選抜されるなど、販売員としても活躍している。

本物志向のお客さまに共感いただき、選んでもらえるブランド

お二人とも転職してアレクサンドル・ドゥ・パリ・ジャパンに入社されていますね。どのようなところに魅力を感じられたのでしょうか。

藤野:ブランドの持つ歴史と背景、そしてパリのサントノーレ通りにお店があることに惹かれました。私はオードリー・ヘップバーンが大好きなんですけれども、彼女のヘアスタイルを手掛けていたルイ・アレクサンドル・レモンが作ったブランドであることも惹かれた理由の一つです。

植木:私は転職エージェントの方に紹介してもらったのが応募のきっかけです。当時は「見たことがある」くらいの認識でしたが、ブランドや商品を知るうちにテイストがとても良くて、可愛い、この商品の販売に携わってみたいと考えるようになりました。転職先として当初はアクセサリーブランドを探していたので想定とは少し違ったのですが、チャレンジしたいと思い、入社を決めました。

入社前と後でブランドの認識が変わりましたか?

植木:入社前は、商品の可愛いさが大きな魅力だと感じていました。今でもその気持ちは変わりませんが、入社後に職人が商品に込めた思いやこだわり、ブランドの歴史などを深く理解したことで、一つ一つの商品により愛着が湧くようになりました。

藤野:入社してより感じていることの一つは、アレクサンドル・ドゥ・パリのブランドの立ち位置です。
パリのサントノーレにお店がある、ボン・マルシェに、ギャラリー・ラファイエットに、サマリテーヌにお店があるというところに、アレクサンドル・ドゥ・パリのブランドとしての存在感を強く感じるようになりました。

もう一つは、本物志向のお客さまに支持されているということです。
コロナ禍によって外出の機会が減ることで、世の中の消費行動や価値観が変わり、「気に入ったものを買って大切に使いたい」とお客さまからのお声をいただきます。そういった方々が、アレクサンドル・ドゥ・パリのクラフツマンシップに共感し、商品を購入されるようになったのです。ブランドの魅力がこれまで以上に多くの方に伝わっているのはとてもありがたいことですし、気が引き締まる思いです。


さまざまな各種研修を導入

店舗には、どのようなお客さまが来て、どのような接客をされているのでしょうか?

植木:20代から60代くらいの方まで、幅広い年代のお客さまがいらっしゃいます。年代によって接客を変えることはなく、お話を聞いて、とにかくその方に気に入っていただけそうな商品をご提案することを意識しています。

仕事をする中でやりがいや喜びを感じるのはどのようなときでしょうか?

植木:お客さまに「いいものが見つかった、ありがとう」と言われたときですね。また、お客さまにとって予想外かもしれないご提案を差し上げたとき、試しに合わせてくださり、その結果気に入っていただけて購入につながったときもうれしいです。

アレクサンドル・ドゥ・パリ・ジャパンの接客スタイルはどのように身に付けられますか?

藤野:お客さまに寄り添う接客や商品提案ができるようになるための研修を充実させています。

全店舗のスタッフに自信を持って成長してもらいたいので、まず入社時にはブランドイントロダクションを実施します。お客さまが店舗でどのような流れで購入まで進むのか、顧客体験について学び、どのようなアプローチをとればいいかを一緒に考えていきます。

他には、修理についての研修も行っています。お客さまの中に、私たちの商品を長年ご愛用いただき、ずっと保管されたりする方が多くいらっしゃいます。その結果、さまざまな修理の依頼をいただくことになりますので、その対応や修理内容のご案内について研修で扱うようにしています。

マナー研修も行います。ラグジュアリーブランドは、一般のお客さまの他に百貨店の外商のお客さまも多くいらっしゃいます。そのため、どのようなお客さまに対してもきちんと応対するための、所作や言葉遣いを習得します。

ユニークな研修を一つご紹介すると、ヘアアレンジ研修というものがあります。私たちはお客さまの髪を扱うことが多いので、髪型の最新トレンドや、お客さまに合わせたヘアアレンジを行うための知識を学びます。メイク研修などもありますね。

ヘアアクセサリーを扱うブランドならではの研修もあるんですね!

藤野:研修によっては、その道のプロの方に講師依頼をしています。
必要な研修を必要なタイミングにするべきという考え方で研修を設計しているので、年によって増えたり減ったりするものもありますが、必要なものを毎年考え、実施する研修を決めています。

植木:ヘアアレンジの研修などはすぐに店舗で実践することができますし、楽しくて勉強になる研修でした。本社の方々が、現場で何が必要かを考え、意味のある研修を作ろうとしていることを感じます。


お客さまの支持あってのブランド。店舗が裁量を持ち、本社が支援する関係

普段、店舗と本社はどのような関係で仕事をしているのでしょうか。

植木:ラグジュアリーブランドとしては珍しいのではないかと思いますが、店舗に裁量がかなりあると感じています。もちろん店舗ごとに担当スーパーバイザーがいて、本社と店舗の橋渡しをするなど積極的にサポートしてくれますが、たとえば商品関連の問い合わせなどは、本社の担当部署に店舗から直接連絡してもいいことになっています。
その結果、何か店舗で問題が起こってもスピーディーな対応が可能ですし、店舗からの提案についても、しっかり耳を傾けてもらえます。店舗に置きたい商品の提案なども、気兼ねなく伝えることができています。

店舗と本社の風通しがとてもいいんですね。

藤野:お客さまのご支持あってのブランドですので、お客さまと日々接している店舗に裁量を持ってもらいつつ、何かあったときには声を上げやすいような関係を意識しています。 店舗からイベントやキャンペーン企画にチャレンジしたいと意見が出てきたときも、本社は内容を把握した上で、実現可能であれば支援しますし、必要であれば企画に深く入り、協働することもあります。

植木:たとえば、どこかの店舗で何か問題があったときに、一方的にこうしてください、と指示が降りてくることはまずありません。一緒に解決していこうと視線を合わせ、内容によっては、他店舗から意見を募って解決方法を考えたりすることもあります。部署や店舗によらない風通しの良さを感じます。


一人一人が、ブランドを育てよう、広めようという気持ちを持って接客している

今後、植木さんはどのようなキャリアを歩んでいきたいと考えていますか?

植木:まずは店長としての仕事を極めたいと思っています。その上で、ゆくゆくは店頭に立ちながら複数店舗を管轄し、店舗間や本社との風通しをさらに良くしていけるようなスーパーバイザーを目指したいです。

アレクサンドル・ドゥ・パリ・ジャパンの今後についても教えてください。

藤野:まずは国内でのブランド確立を目指していきたいと考えています。今は、アレクサンドル・ドゥ・パリ・ジャパンを育てている途中という感覚で、徐々に軌道に乗りつつある状況だと思います。

ご応募いただいた方と面接でお話する際にも、「一緒にブランドを育てていきましょう」と話しています。世界的ラグジュアリーブランドを、みんなで育てているのです。

植木:もし決まった商品を決まった言葉で売るだけであれば、画一的で、事務的な雰囲気になってしまうような気がします。アレクサンドル・ドゥ・パリ・ジャパンの場合は、商品の知識を持った上で、お客さまに対してどの情報をお伝えするかを柔軟に決められるので、どんな伝え方をすればいいかを工夫できるのがいいですね。

販売員一人一人が、アレクサンドル・ドゥ・パリ・ジャパンを育てよう、広めようという気持ちを持って、目の前のお客さまに合わせた接客をしています。時には、アレクサンドル・ドゥ・パリの商品を長く使われている昔からのお客さまに、販売員が学ばせていただくこともあります。そのようなときには、お客さまにもブランドを育てていただいているように感じます。

今後ブランドを広めていく販売員として、どんな方に来てもらいたいですか?

藤野:何事にも前向きに楽しんでいただける方に来ていただきたいと思います。未経験の方でも、自分の個性や強みを生かして挑戦していただけます。

植木:異業界から転職してきた方も多くいるので、温かくてウェルカムな雰囲気です。元美容師やお花屋さんだった人などもいて、本当にさまざまです。感性が違う人が集まっているので、販売員同士の会話からも刺激がありますし、前向きな人が多いので、お互いを高めあえる職場だと思います。

藤野:多くのお客さまの接客ができますので、お客さまと話すことが好きな方はどんどん成長していけると思います。弊社の受け入れ体制は万全です。ご応募お待ちしています。

ALEXANDRE DE PARIS(アレクサンドル・ドゥ・パリ・ジャパン株式会社 ※八木通商グループ)

ALEXANDRE DE PARIS(アレクサンドル・ドゥ・パリ・ジャパン株式会社 ※八木通商グループ)

事業内容 ヘアアクセサリー、コスチュームジュエリー、その他ファッション商品の売買、卸売、小売、マーケティング及び販売促進
各種ファッション製品の製造、加工及び販売
事業所 東京都港区芝公園3-1-38 芝公園三丁目ビル3F
設立 2016年12月
代表者 代表取締役 住吉 聡
従業員数 50名(2022年11月現在)
資本金 1億円

アパレル企業特集 最新記事

アパレル企業特集一覧