アパレル企業特集
2018.09.13
FREAK’S STORE(株式会社デイトナ・インターナショナル)
デイトナを表すふたつのキーワード
「熱狂的」で「チャンスしかない」リアルな姿に迫る
2016年10月に創業30周年を迎え、新たな歴史の一歩を踏み出しているデイトナ・インターナショナル。2025年までに売上100億円から1000億円の企業へ成長を遂げるという目標を掲げ、ファッション事業のみならず、注文住宅事業やホテル事業など、新たなビジネスもスタートし右肩上がりに成長を続けています。
今回は、2017年に入社してEコマース事業部の部長をつとめる小林さんと、11年前に新卒で入社しレディースMDをつとめる太田さんにインタビュー。デイトナという会社のこと、デイトナで働く理由、仕事のおもしろさなどについてお伺いしました。
今回、この方にお話を伺いました!
フリークス ストア事業部 Eコマース部 部長
小林 昌樹さん
新卒で大手量販店に入社後、セレクトショップに転職。販売・店長・エリアマネージャー・バイヤー・ディストリビューター等を経てECセールス責任者に就く。2017年2月より、デイトナ・インターナショナルでEコマース部の部長として従事している。
プライベートでは「趣味らしい趣味はないんですよ」と言いつつも話題のスポットや話題のイベント、ライブなどへ足を運び、平日の楽しみは飲み歩くこと。「時間が足りないですね」という言葉通り、仕事も家庭も遊びも一生懸命がモットー。
フリークスストア事業部 商品部 MD
太田 悠さん
2007年、新卒でデイトナ・インターナショナルに入社。販売からスタートし、店長、バイヤー、メンズMDを経て、現在はレディースMDとして従事している。
プライベートでは家族との時間が中心。2歳になる子どもとショッピングモールに足を運ぶも、もっぱら仕事目線でアイテムやファッションのチェックをしてしまうという公私混同タイプ。最近は走ったり泳いだりして頭を空っぽにするのがマイブーム。「MDとしての付加価値をつけたいので英会話も習いたいですね」とプライベートも向上心のかたまり。
エキサイティングで裁量が大きく、スピード感のあるデイトナの環境は、
新たなチャレンジを求める僕に合っていた
小林さんは前職でのご経歴が長かったそうですが、なぜ転職しようと思ったのですか?
小林:40歳を超えたタイミングで、家庭の事情などもあり別の環境でチャレンジしたいと思ったのがきっかけでした。ファッションが好きで長らくこの業界にいましたが、新しいチャレンジをしようと考えたときに業種や業態、職種はまったく絞ってなくて、おもしろそうなことができる企業、という軸で探していました。
アパレル業界さえも絞ってなかったのですね!となると多くの選択肢があったと思いますが、その中でデイトナ・インターナショナルへの入社を決めた理由は何だったのでしょうか?
小林:社員の方々や代表(代表取締役社長:鹿島研氏)とお話する機会があり、もっともチャレンジしたい気持ちになったことが決め手ですね。具体的には、会社のビジョンとミッションが明確であるということ。30周年を迎え、企業としてさらに価値を上げていこうとしているタイミングだったこと。あとは代表が魅力的だったこと。ビジネスパーソンとしても、一人の人間としてもとても刺激的で、一緒に仕事できたら楽しいだろうなと感じました。
入社前後でデイトナのイメージは変わりましたか?
小林:入社前は競合としてベンチマークしていましたが、代表を筆頭にエキサイティングなイメージはありましたね。入社後のギャップもほとんどなく、社員一人ひとりの気持ちや行動にパッションやエネルギーがあって、すごく真面目。仕事を楽しんでいる人、楽しもうとしている人が多いエキサイティングな会社です。
小林さんが統括するEコマース部での仕事内容を教えてください
小林:僕は現在15名いるEコマース部全般の運営統括、経営層とメンバーとの橋渡し、会社の事業全体の戦略起案などを行っています。あとはEコマースを起点に、他部署の課題解決に向けた取り組みなども行っています。Eコマース事業自体は、僕が入社して1年目で160%成長、2年目で180%成長と右肩上がりに売上を伸ばすことができています。
すごい成長率ですね!どんな仕掛けを行ったのですか?
小林:大きな仕掛けを行ったというよりは、既存のメンバーとコミュニケーションをはかりながら、「こうした方がいい」「こうするともっと良くなる」ということをひとつずつ整理して実行しています。変化を恐れない社風で、変化に迅速に対応する意識がとても高いので、それが着実に成長に繋がっています。
成長のポイントとしてもうひとつあるのがスピード感です。既存のファッションビジネスのリードタイムって、Webの感覚だとスピードが遅いんですよ。それはある程度やむを得ない所でもありますが、Eコマースにとっては機会損失に繋がるのでもどかしくもあるのが正直なところです。しかし当社は会社としてのスピード感がとても速いので、Webのスピードとマッチしているんです。
当初の転職のきっかけだった「新しいチャレンジ」ができているという実感が
小林:それはもうありますね。Eコマース部はもちろん、それ以外も含めて大きな権限を委譲されていて、自身の決済でできる裁量が大きいので日々がチャレンジの連続ですし、そういう仕事はやっぱりおもしろいです。
デイトナは、僕たちは、何のために存在し、何をしなければならないか
ビジョンとミッションが明確だからおもしろい
プロパー社員に加え、特に近年、中途社員も多く入社されていると伺いましたが、色んな経歴・経験を持ったメンバーが集まる組織で、どんな刺激を受けますか?
小林:会社によっていろんなビジネス感があって、それぞれで経験を詰んできたメンバーが今、デイトナのビジネス観に共感して、ここに集まって仕事をしていること自体が刺激的です。代表の鹿島は、見た目こそカジュアルな印象を受けますが、実はものすごく理性と知性を持ったビジネスパーソンです。理にかなっていて夢があり、それをみんなで共有できる。中途で入ったメンバーもそういうところに惹かれた、刺激的に感じた、というところはあるんじゃないでしょうか。
夢がある、というのは具体的にどういうものでしょうか?
小林:創業者である鹿島と、そのマインドに共感して集まったわれわれの好きなもの、つまり「アメリカのカルチャーやライフスタイル」を、デイトナというフィルターを通じて価値提供することで、お客さまにより良いライフスタイルを実現していただくというのが僕らのミッションです。
ファッションにはトレンドがあって、僕らももちろん取り入れてはいきますが本質はそこではなく、僕らが好きなものやいいと思うものを、熱意を持ってお客さまに伝えて共感していただいて、それを対価に繋げる。そういう思いがビジネスになるのって、すごく夢があると思いませんか?
それが、転職の決め手のひとつにもなった、ビジョンとミッションですね。
小林:そのとおりです。デイトナ・インターナショナルという会社は何のために存在しているのか、われわれはなぜここで働いているのか、そこでどう働いていかないといけないのか、どういう人間でなくてはいけないのか。そのビジョンとミッションが明確なんです。
小林さん自身は、デイトナが掲げるアメリカンスタイルはもともと好きだったのですか?
小林:僕自身はけっこうミーハーで、色んなものが好きなので、アメリカンスタイルも好きなものの一つです。
長く在籍している社員は、フリークスストアのショップやそこにあるアイテム、世界観に憧れて入社している者が多いですね。僕も含めた近年の転職組は、モノやコトは選ばずに、ビジネスマインドへの共感が決め手で入社している者が多いかもしれません。しかし、仮に入社のきっかけが「アメリカンスタイルへの興味」ではなかったとしても、入社後はデイトナを体現し、価値提供の主体者ならなければならないと思っています。
採用面接でもやっぱりそういうところを見ていますか?
小林:そうですね。中途の場合は、もともとブランドや企業が好きだったかはそこまで重視していませんが、デイトナについてお話させていただいたときに、ビジョンやミッションに共感していただけるか、一緒に同じ目線を持って働けるか、という点は大切にしています。
デイトナは、多様性を受け入れ変化に貪欲な“熱狂的”な会社
新しいチャレンジがしたい方にはこれ以上ない環境が整っている
デイトナを一言で言うと、どんな会社でしょうか?
小林:「熱狂的な会社」ですね。
特に今は、デイトナイズムを持って、たたき上げで経験を積んできたプロパー社員と、他の組織でまた別の経験を積んできた中途社員が、お互いに尊重し合って良いところを取り入れていくことで成長し、熱狂度も高まっていると感じています。アメリカンスタイルのオープンマインドな会社で、多様性を歓迎する社風があるので、新しいこと、良いと思われることはどんどん取り入れていくんです。明るく楽しく効率的にいこうぜ!っていう。またその「効率性」っていうのもアメリカっぽいでしょ(笑)。
ライフスタイルもビジネスマインドもアメリカンなのですね!
小林:はい。若くから裁量権を持って仕事をどんどん任せるので、チャンスが多いのも特徴です。
大規模な会社ではありませんが、企業として30年の歴史がある、事業運営するために必要なセクションが大手企業並みに整備されている、新規事業に着手できる体力がある、ブランドの知名度もある。アイデアを持っていて、でも現職ではそれを活かすチャンスがなくてモヤモヤしている方や、僕のように新しいチャレンジをしてみた方にはすごく合う会社だと思いますよ。
今後、事業拡大をしていく上では社員数も増やしていかないといけないので、今以上に働きやすい環境づくりや福利厚生の整備なども積極的に行っています。
最後に、小林さんがこれからチャレンジしていきたいことをお聞かせください。
小林:現在はEコマースをマネジメントしていますが、現状に固執せずアイデアがあれば試してみて、事業になりそうであれば事業化する、といったことをどんどん仕掛けていきたいです。“自分も楽しみながら、お客さまや取引先、社員、その家族、つまりステークホルダーの方々に必要とされるような働き方がしたい”というのが僕の仕事観なので。デイトナを通じて、お客さまと世の中の生活が豊かになるようなことをしていきたいですね。
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FREAK'S STORE(株式会社デイトナ・インターナショナル)
事業内容 | 衣・食・住におけるライフスタイル事業全般 ファッション・小物雑貨・家具の企画・製造・販売 カフェの運営 海外ブランドの企画・仕入・卸 |
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事業所 | 本社:東京都渋谷区神宮前3-25-15 3F |
設立 | 1990年4月(創業1986年10月) |
代表者 | 代表取締役 鹿島 研 |
従業員数 | 386名(2018年9月現在) |
資本金 | 3300万円 |