アパレル企業特集
2019.04.08
GIVENCHY(LVMHファッション・グループ・ジャパン株式会社 ジバンシィジャパン)コリアン スピーキング クライエンテリング アソシエイトインタビュー
エレガントな魅力をお客様に届ける――
ジバンシィで働く誇りと自信とは
「GIVENCHY(ジバンシィ)」は、1952年、ユベール・ド・ジバンシィがパリにオートクチュールメゾンを開いて以来、一貫して「エレガンス」を提案し続けてきました。
2017年春からは、クレア・ワイト・ケラーが、新アーティスティック・ディレクターに就任。そのスタイルは、創業者であるユベール・ド・ジバンシィがオートクチュールメゾンを設立した1950年代初頭から今日に至るまで、脈々と受け継がれています。
今回、この方にお話を伺いました!
コリアン スピーキング クライエンテリング アソシエイト
BJさん
日本の大学を卒業後、新卒で大手SPA企業に入社。2年間、全国複数店舗で店舗管理(マネジメント)に従事したのち、2017年、ジバンシィに転職。韓国語・英語・日本語を活用し、幅広い接客を行っている。
スタイルアドバイザー
SYさん
新卒でイタリアのプレミアムカジュアルブランドに入社。5年間、販売職として店頭で働いたのち、2019年1月にジバンシィへ転職。メンズカテゴリーを担当している。
ジバンシィを知らなかった私が、どんどん好きになっていった
前職が大手SPA企業で、初めてのラグジュアリーブランドだと思いますが、転職のきっかけは何だったのでしょうか?
BJ:前職では店舗管理を行っていました。良い経験ではあったのですが、全国規模の転勤が多く、次第に転職を考え始めました。その時点ではラグジュアリーブランドで働きたいという考えは特になく、ふとジバンシィの求人に目に留まって応募してみたというのがきっかけでした。ジバンシィは韓国でも人気の有名人が着ていたので知ってはいましたが、実はそこまで詳しくはありませんでした。
ではなぜ、ジバンシィへの入社を決めたのでしょうか?
BJ:最終面接で当時の副社長がたくさんジバンシィの話をしてくださったことが決め手でした。
日本ではまだ店舗数が少なくて、海外と比べても知名度はまだそこまで高くはないけれども、だからこそ大きなチャンスや伸びしろがある、というお話でした。また、今後は韓国でもビジネスを広げていきたいという話を聞いて、もしかすると母国の韓国でチャレンジすることができるかもしれない、という期待もありました。色んなチャンスを感じて、入社を決めました。
ジバンシィのことは詳しくなかったとのことですが、入社してからイメージはどのように変わりましたか?
BJ:入社前は、ジバンシィといえばバッグを一番に思い浮かべていたのですが、実はジバンシィは数少ないオートクチュールメゾンであり、レディ・トゥ・ウェアを多く展開しているということを知りました。
私が入社して間もなく、2017年3月にクレア・ワイト・ケラーというジバンシィ初の女性デザイナーが就任いたしまして、ユベール・ド・ジバンシィのDNAが引き継がれた、とてもエレガントなデザインへと生まれ変わりました。それがとても素敵で、お客様にこの魅力を伝えたい、という思いで毎日接客をしています。
お客様からも「あなたはジバンシィのことが本当に好きなのね」「ジバンシィの話をするのが楽しそうだね」というコメントをよくいただいています。
私たちジバンシィのスタッフは、一人ひとりがブランドを代表するアンバサダーで、自分自身がジバンシィそのものであると考えています。もともとジバンシィが好きだったスタッフもたくさんいるのですが、それに負けないほどこの2年でジバンシィが大好きになったこと、その思いをお客様に伝えられている日々を嬉しく感じています。
エキスパートとして、ジバンシィの魅力をお客様にお伝えする
入社してから今に至るまでの仕事内容をお聞かせください。
BJ:入社当初はメンズカテゴリーを担当して、次にウィメンズのレディ・トゥ・ウェア、そして今はバッグを担当し、2年で全カテゴリーを経験しました。
ジバンシィでは現在、バッグに特に力を入れています。それに伴い、レザーグッズのエキスパートを育成するプログラムが始まり、そこに参加することができました。1ヶ月に1度、本社でトレーニングを受け、アクションプランを作り、お店に落とし込んで実践する、ということを行っています。普段なかなか会えない全国のスタッフと会って話ができるのでとても刺激的ですし、普段の仕事をする上でもとても役に立っています。
インバウンド向けのスピーカーとしての役割も担っていらっしゃるのですか?
BJ:ネイティブである韓国語に加え、英語と日本語が使えますので、お客様の言語に合わせた接客も行っています。ただ現在は、中国からのインバウンドのお客様が多いので、実はそこまで韓国語や英語を活用する機会はなく、日本のお客様への接客が一番多いです。顧客様も全員日本の方です。
ジバンシィで働いていて、大変だったなと感じたことはありますか?
BJ:あまり大変だと思うことはないのですが、2017年にクレア・ワイト・ケラーがデザイナーに就任し、それによって2018年シーズンからは商品の雰囲気もがらりと変わりました。やはりそれまでのテイストが好きで足を運んでくださっていたお客様が多くいらっしゃいましたので、その変化や新たな魅力が伝わるようにストーリーテリングするのは難しかったです。
それでも真摯に丁寧に接客を続けていると、次第に新しい魅力が伝わってご購入いただいたり、「あなたがいるから買いに来た」と言ってくださったりすることが増えてきて、それは本当に嬉しかったです。
お客様に楽しんでいただくという思いを一番に
これからジバンシィの中でどのように成長し、キャリアを積んでいきたいですか?
BJ:今年6月に、メンズのコレクションが開催されるのですが、ご招待したVIPのお客様をお連れして現地アテンドをしたいです。ご招待できるお客様も、同行させていただくチャンスもすごく限られているのですが、貴重な機会なのでぜひ経験してみたいです。
また、この先も「あなたに会いに来たわ」と足を運んでくださる顧客様をたくさん増やして、売上を伸ばしていきたいです。
売上を伸ばすための秘訣があれば教えてください。
BJ:楽しくお客様とお話して、その時間を楽しんでいただくことを大切にしています。
今日はお話をするだけかな、次のタイミングでオススメしてみようかな、ということももちろん考えますが、あまり考えすぎても不自然になってしまいます。どちらかというと、お客様と楽しくお話をしながら、その流れで商品をご紹介することの方が多いです。一番は楽しんでいただきたいという気持ちだと私は思います。
最後に、アパレル業界で転職を考えている求職者のみなさんに一言お願いします。
BJ:私がジバンシィに入社したときは、接客経験もラグジュアリーブランドの経験もありませんでした(※)。
挨拶の仕方も分からなくて失敗もしましたが、マネージャーや先輩が教えてくれて、勉強を重ねて、今では自信を持ってお店に立つことができます。経験が浅くても、自分の能力を活かせる仕事がたくさん待っていますので、色んなことにチャレンジしてみたいという方は、ぜひお待ちしています。
※BJさん入社当時の条件となりますので、現在は異なる場合があります。最新の求人をご確認ください。
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GIVENCHY
(LVMHファッション・グループ・ジャパン株式会社 ジバンシィジャパン)
事業内容 | 日本における「GIVENCHY」ウイメンズ・メンズ・シューズ・レザーグッズなどの輸入販売 |
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事業所 | 本社:東京都港区北青山3-5-29 ONE表参道4F |
設立 | 2014年3月 |
代表者 | プレジデント&CEO クリスティン エドマン |
従業員数 | 86名(2019年4月現在) |
資本金 | 5000万円 |
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