アパレル企業特集
2019.08.27
NERGY(株式会社ジュン)アトレ恵比寿店 ショップマネージャー 渕脇 裕子さんインタビュー
女性らしく体を動かす楽しさを伝えたい
ナージーで実現する働き方、ライフスタイルとは
ナイキジャパンの協力を経て、ファッション×スポーツをコンセプトに、日常にスポーツが溶け込んだ新しい「アクティブライフスタイル」を提案するNERGY(ナージー)。今回はアトレ恵比寿店のショップマネージャー渕脇さん、ナージーアンバサダー大内さん、ショップスタッフ塩見さんの3名にインタビュー。ナージーで働く楽しさや、ナージーで働くことで実現しているアクティブライフスタイルについてお伺いしました。
今回、この方にお話を伺いました!
ナージー事業部 アトレ恵比寿店 ショップマネージャー
渕脇 裕子さん
フルタイムのアルバイトとしてジュンに入社、後に正社員となる。ViS(ビス)、ROPE' PICNIC(ロペピクニック)、ADAM ET ROPE'(アダムエロペ)の複合店で3年、LE JUN(ルジュン)で3年、ショップマネージャー(店長)も含めて経験を積み、2017年よりNERGY(ナージー)に異動。当時の渋谷店、池袋パルコ店を経て、現在はアトレ恵比寿店でショップマネージャーとして従事している。
ナージー事業部 ナージーアンバサダー
大内 美咲さん
大学時代にスポーツクラブでスタジオレッスンのアルバイトを経験。新卒では両親の影響もあり、一度金融系企業に就職し、約2年従事した。その後、フリーのヨガインストラクターとして独立、並行してジュンにアルバイトとして入社、ナージーのショップスタッフを兼業。現在は「ナージーアンバサダー」に就任し、ナージーをより広めていくための活動を並行して行っている。
ナージー事業部 アトレ恵比寿店 ショップスタッフ
塩見 遥香さん
新卒でジュンに入社し、ADAM ET ROPE'(アダムエロペ)で4年間、ショップスタッフとして従事。2018年11月よりナージーに異動し、池袋パルコ店を経て、現在はアトレ恵比寿店でショップスタッフとして従事している。
新しいチャレンジがしたくて
これから成長していくナージーへ異動(渕脇)
渕脇さんがナージーにご異動されたきっかけは何だったのですか?
渕脇:きっかけは、前にいたブランドが終了したことでした。次にどのブランドで働くかという話の中で、色んな新しいことにチャレンジしたいという思いを会社に伝えたところ、ジュンの中では新しいブランドで、やりがいがたくさんあるナージーはどう?という提案を受けて、異動を決めました。
ナージーに対するイメージは異動前と後で変わりましたか?
渕脇:ナージーに入る前は何となく「スポーツ×ファッションを楽しむブランド」という認識でしたが、思った以上にスポーツにストイックな方が多くこと、スポーツウェアに対して、機能性とともにファッション性を求めている方が多いことを実感しました。店舗によってお客さまのニーズは違いますが、恵比寿店の場合、パーソナルトレーニング、ピラティス、ジムなど、ダイエットも含め、体に変化を持たせたいスポーツを楽しんでいる方が多い印象です。
渕脇さんご自身は何かスポーツをされていらっしゃいますか?
渕脇:以前はダンスやテニス、ピラティスなど色々していたのですが、今は主にジムでトレーニングをしています。フリーウェイトという、ダンベルとか重さを使って体を作り上げていく、スポーツというよりはボディメイクに近い感じですね。大きくするところを大きくして、絞るところを絞る、というメリハリのある体を目指しています。
ジムでのトレーニングは、ナージーで働き始めたことがきっかけで始めたのですか?
渕脇:私たちは店頭でナージーらしいスポーティーな格好をしているので、よく「何のスポーツをしているんですか?」「私もこのくびれを目指して頑張りたいです!」などとお声がけをいただきます。そのときにもっと自信を持ってアドバイスしたくてトレーニングを始めました。トレーニングによって体が変わってくると、その実体験をお客さまにも伝えられるので、より説得力のあるご提案ができるようになりました。何より体を動かすことがリフレッシュになっていて、仕事の延長線上だけでなく、楽しみながら続けています。
ナージーで働くことによって、ご自身のスタイルを変えていく楽しさを発見されたのですね。
渕脇:そうなんです。新しいことに挑戦したくてナージーに来たのですごく楽しいです。前のブランドで働いていたころの私をよく知る同僚や友人に会うと、全然違うね!変わったね!って驚かれます。個人的にトレーニングを始めて嬉しかったのは、もともとなで肩だったのが、筋トレによって肩をゲットできたことです(笑)。
体を動かすのが好きという共通点があるので
オンもオフも仲が良い
いわゆる普通のアパレルブランドとナージーで、仕事内容の違いなどはありますか?
渕脇:基本的には変わりませんが、店長は、本部スタッフと一緒に展示会に足を運び、どの商品をどれくらい発注するのか、店舗ごとにどういう商品が売れそうかなどを話し合って決めています。
また、ナージーはナイキジャパン協力のもと誕生したブランドで、ナイキとナージーは、スポーツする女性を応援したい、おしゃれなスポーツウェアで女性を元気にしたい、と共通するテーマを持っています。ナイキのストイックでかっこいいスタイルと、ナージーのより女性らしいファッション性を盛り込んだスタイルが相乗効果になるように商品構成されていたり、ナイキ主催のイベントにご招待いただいて、スタッフで足を運んだりすることもあります。
スタッフの皆さんでイベントに行ったりもするのですね。楽しそう!お店の雰囲気はいかがですか?
渕脇:仕事だけではなく、お休みが一緒になったメンバーで一緒にトレーニングに行ったり、スポーツしたり、ナイキイベントやナージーの主催イベントに参加したり、普通にご飯を食べに行ったり、プライベートでも仲良くしています。体を動かすのが好きという共通点があるので、「今度○○しようよ!」という話で盛り上がりやすいんです。
ちょうど今は、秋以降の新店オープンに先駆けてアルバイトスタッフが通常よりも多いので、特ににぎやかですね。
2019年秋から2020年に掛けて、全国で出店を予定していると伺いました。
渕脇:世界の大都市を中心にアスレジャースタイルの定番化が進む中、日本においてはまだそこまで浸透していないのが正直なところです。ただ、2020年の東京オリンピックに向けて、需要が高まっているのは確かです。海外からの旅行者やオリンピック観戦者も多く日本に訪れるので、日本発のアスレジャーを国内外の方々にも知っていただいて、日常にスポーツを取り入れるスタイルを根付かせていきたいです。
ナージーを成長させるためにできることをしていきたい
渕脇さんにとって、ナージーで働くやりがいは何でしょうか?
渕脇:お客さまがナージーに足を運ぶことで自信が持てたり、モチベーションが上がったり、ポジティブな気持ちを持って帰ってくださることが一番のやりがいです。そうした方をお一人でも多く増やしていくため、単に商品をおすすめするだけではなく、たとえばお客さまのゴールをお伺いし、達成するためのトレーニング方法などをお伝えした上で、それに合うウェアをご提案するなど、付加価値のあるご提案を心掛けています。
たとえばどんな付加価値をご提案されているのでしょうか?
渕脇:たとえば私はランニングアドバイザーの資格を持っているので、ランニング方法についてのアドバイスをさせていただいています。「こういう形で仕事に役立てたい」と目的がしっかりあれば資格取得支援などもしてもらえるので、色んな知識を得て、ナージーならではの価値を高めていきたいです。
もうひとつ、お客さまへの直接的なものではありませんが、店舗目線での意見を本部に伝えることで商品企画に活かしてもらえるのもやりがいのひとつです。最近では、お客さまが商品を試着したときにシルエットがきれいだと感じたときに購入に至ることが多いことから、美脚タイツの提案をしたところ、2019年秋冬シーズンでの販売が決まりました!
本部と店舗の距離が近いので風通しが良いのはナージーの魅力ですね。
渕脇さんがこれからチャレンジしていきたいことを教えてください。
渕脇:ナージーのビジョンは、日常的にスポーツがとけこみ、体を動かす楽しさを感じることなので、それを伝えられるスキルを身に付け、パーソナルトレーナーもできるアドバイザーになりたいです。今は店舗からナージーの魅力をどう発信していくか、という視点で考えていますが、今後ブランドの成長に伴って、違う形でナージーを盛り上げる仕事に就くかもしれないですし、スタッフのモチベーションを上げる役割を担うかもしれません。実は以前のブランドではプレス志望だったのですが、今はそうした職種にこだわらず、ナージーを成長させるために何ができるだろう?という視点で、色んなことに挑戦していきたいです。
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NERGY(株式会社ジュン)
事業内容 | レディス・メンズのファッション製品全般の企画、製造、販売 建築及び室内内装の施工設計 ラジオ番組の企画制作及びサウンドプロデュース 屋外広告媒体事業 ゴルフ場、レストラン、ワイナリーの経営 |
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事業所 | 本社:東京都港区南青山2-2-3 |
設立 | 1958年12月9日 |
代表者 | 代表取締役社長 佐々木 進 |
従業員数 | 2831名(2019年8月現在) |
資本金 | 11億円(グループ総計) |
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