35歳以上の転職は明るい！

こんにちは。キャリアアドバイザーの谷津です。

9月に入りやっと秋らしい涼しさが出てきましたね。
この8月はさすがに暑さでばててしまいました。
みなさん、体調はいかがでしたか？

私は体調管理の一環で体を絞って体重を減らそうという目的で5月くらいから毎朝6時過ぎにジョギングをやっておりました。
無理せずマイペースに20分～30分程度走っており、この8月の夏休み期間も走っていたのですが、3ヶ月くらい走っていると体も慣れてきて走りも快調になってきます。そうなると少し無理したくなり、いつもよりもペースを上げたり、走る時間を長くしたりなど欲を出していきます。
これくらいは大丈夫だろうと過信してしまうんです。
ある8月の暑い日、いつもよりも多めに走って帰ったら、体中が痛くなり頭が重くなり気が付いたら熱中症でダウンして病院で点滴を打っていました。

本来の目的とは違ってしまい、顔もげっそりで体重も減ってしまいました。
悪い意味でダイエットとシェイプアップが数日間で達成されたわけです。

習慣化したことを無理して欲張ると、結局のところ意味のないことになってしまうと実感した次第です。

無理して欲張ると言えば、心身ともに無理しなくてはいけないのが転職活動です。
今回は、10月から求人ニーズが増えることを踏まえて、35歳以上の転職活動されている方に絞って話をしたいと思います。

最近では、35歳以上の転職もポジティブになってきていますが、一般的に35歳以上の求人はまだ少ないです。
ポストが空いても、社内スタッフによる取り合いですぐ埋まってしまうという話もよく聞きます。

そこで、これから転職を考えている35歳以上の方に提案です。
“自分に合った会社は自分で見つけられるようにする。”

上記の話で例えて、体調管理を転職、ジョギングを転職活動とします。
自分にとってよい転職活動とは、ジョギングの中で自分のコンディションをわかっていること。自分を過信したり自己認知していない状態だったりすると、活動に迷いが生じて、自分に合った会社は見つかりません。

既存の空きポストに対して応募するだけでなく、企業が気づかない潜在ニーズを見つけ、「自分が入社することでその会社に新しい機能を創ることができる」ということをアピールする。単なる自己アピールではなく、それまでやってきたことを付加価値として「提案」する。そんな転職活動はいかがでしょうか？

10年以上の経験を積んでいる方には、一定のマネジメント力と実行力が身についていると思いますので、「会社のこれからの展望は」「会社の強みと弱みは何か」「10年後を考えたときに、このようなマーケットがあると思うがそれについてどう思うか」などという質問を考え、ディスカッションするくらいの気持ちでも良いかもしれません。

ジョギングをしながら自分の体力とコンディションを上げていく、というのが理想の形ですが、転職活動で言えばそれこそまさしくディスカッションです。求人が少ない場合でも、キャリアを積んだからこそできる転職スタイルがきっとあるはず、そう考えています。

私もキャリアアドバイザーとして、クリーデンスをご利用いただいている求職者の方々とお話し、ご自身に合った会社を見つけ出すきっかけをつくっていきたいと考えています。

体調管理とともに、ファッション業界の未来を皆さんと明るく語り続けていきたいですね。