スタッフブログ
2024.11.27
小説で楽しむファッション
こんにちは!キャリアアドバイザーのおなつです。
急に冷え込む日が増え、冬の訪れを感じる時期となりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか…?
私はこの秋を振り返ってみると、
PCと向き合う日々から逃れるように読書の秋を満喫することができたなと感じます。
そこで、今回はファッションをテーマにしたおすすめの本を紹介します!
明日のフリル
仕事に追われてばかりのアパレル販売員の主人公。
彼女の日常が、ひとりのデザイナーと彼の作った一着のワンピースと出会って変わっていく物語。
服にかける登場人物の想いはさまざまで、
ファッション大好き!な方にも、少し苦手意識のある方にも寄り添ってくれる言葉が詰まっています。
生地や個性的なデザイン、ランウェイの描写も細かく、じっくり読み進めるとより楽しめます。
著者の方も服が好きで、実在するデザイナーズブランドの過去のコレクションから着想を得た服の描写も多いです。
読んでいて気になった服を読後に調べるのも面白くて最近のベストバイです!
きもの
子ども服を題材に卒論を書いていたときに、ゼミの教授が紹介してくれた作品です。
小説も、とりあえず流行に乗る、パケ買いしてしまうことが多い私にとって、
自分では選ばないであろうジャンルでしたが、卒論そっちのけで読んでいた記憶があります…!
明治時代の終わりを生きる主人公が、きものと祖母から人付き合いや世渡りを学んでいくお話。
きものの着心地にとても強いこだわりが感じられ、生地や感想の描写もとても細かいです。
「そんなところまで?」と突っ込みつつ、
どの時代でもそれぞれのこだわりを持ってファッションを楽しめることに、ワクワクしながら読んでいました。
試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。
(LUMINEの広告にもなった名言集です)
有名な作品ですが、私が一番好きな短編集です!
渋谷の路地裏に佇むセレクトショップとそのオーナーのもとに、一話ごとにさまざまな悩みを抱えた女性たちが訪れます。
オーナーの接客を通じて「自分を変える一着」に出会い、自分の気持ちと向き合っていくお話です。
テイストが全く異なる服がたくさん登場するのですが、
その一着一着の表現がとても魅力的で、どんな色だろう、どんな形だろうと想像しながら読むのがとても楽しいです…!
接客がなかったら気づけなかった一着に出会えているのも素敵で、気づきを与える一言に毎回感動しながら読んでいました。
いかがでしたか?
目で見て着てみて楽しめるのがファッションですが、
上記の小説に出会ったことで、たまには言葉だけでファッションに触れるのも面白いなと気づきました。
興味のある方はぜひ読んでみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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