ラグジュアリーブランドのコスメ参入

年末は「ベスコス」という言葉を耳にされる方も多いのでは？

ベスコスとは、「ベストコスメ」の略。
美容のプロによる厳正な審査を経て決定される新製品コスメのアワードです。
私も楽しみにしているのですが、
最近はこのベスコスに変化があり、「ラグジュアリー部門」という新しいカテゴリーが生まれました。

コスメ・美容業界の「ラグジュアリー部門」をけん引しているのは、
アパレル業界同様、高級ラグジュアリー企業群なのです。

これまでも、多くのラグジュアリーブランドがフレグランスを取り扱ってきましたが、
メイクアップからスキンケアまでのフルラインを揃えているのは、一部のブランドに限られていました。
しかし、昨今はその様子が様変わりしています。

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なぜラグジュアリーブランドがコスメ・美容業界に参入しているのか？

かつて、ラグジュアリーアイテムのエントリープライスというと、
レザーグッズ、シューズ、アクセサリー類がほとんど。
しかし、現在は物価高騰の影響を受け、
バックは初任給では買えないくらいの高値にまでなってしまいました。

若い世代が購入しやすい商品は出尽くしてしまった感があるため、
次なる一手として、コスメ・美容系商材の開発が白熱しているのだとか。

確かに、メゾンマルジェラやドリスヴァンノッテンのフレグランスは人気ですよね！
グッチのコスメアイテムも持っているだけで、話題性抜群。
2024年にデビューしたプラダビューティ、同グループのミュウミュウもフレグランスを25年に発表するようです！

比較的手頃な価格のアイテムを起点にブランドを知り、アパレルにも興味を持つ。
今後は、ラグジュアリーブランドの最適なエントリーアイテムにコスメ・美容アイテムが一役買ってくれることが
スタンダードになるのかもしれません。
アパレルはもちろん、コスメ・美容業界にも目が離せませんね！

今回が2024年最後のブログとなります。
今年も1年間、クリーデンスをご利用いただき、ありがとうございました。
また、来年もどうぞよろしくお願いいたします！