スタッフブログ
2024.12.04
生産管理という仕事の魅力
初めまして、キャリアアドバイザーのけいです!
ブログに登場するのは初めてなので、まず簡単な自己紹介をさせていただきます。
■キャリアアドバイザーになる前
新卒でレディースアパレルメーカーに就職し、ふたつのブランドで生産管理の仕事をしていました。
(主に中国生産で布帛、国内生産でカットソーを担当していました)
■キャリアアドバイザーになったきっかけ
軽い気持ちで「転職してみようかな」と思い、カウンセリングを受けたところ、
担当のキャリアアドバイザーの方がかっこよかったから!
学生時代に個別塾の講師をやっていたこともあり、近いものを感じてキャリアアドバイザーを目指しました。
■趣味
友人と飲むこと、古着屋巡りです。
古着はブランドなどこだわりなく、とにかく好きなデザインだったら買ってしまう派です!
ほかにも、プロ野球観戦や音楽ライブに行くのも好きです!
ここからが本題になるのですが、今回は「生産管理の仕事の魅力」についてお話したいと思います。
私の前職の仕事で、結果的に転職はしたものの、仕事は大好きでした!
ただ、少し地味なイメージ...というより、職種としての知名度も薄い気がしています泣
なので、この機会に少しでも生産管理の仕事や魅力が伝わればと思い、ブログを書かせていただきます!
生産管理って、ざっくり言うとどんな仕事?
社内・取引先の間に立って連携して洋服作りをする仕事です。
生産管理の仕事で大事なこと
大きく分けて4つあります。
納期管理
まずいちばんの基本はこれです。いちばん売れる時期に服ができていなかったら大損になってしまいます。
取引先と日頃からコミュニケーションをとり、問題がないかを逐一確認する細やかさは必須です。
(もちろん取引先は複数あるので、その中でどの取引先から対応するかは優先順位をつけています。
何も連絡しないで後回しにされてからでは遅いです...)
コスト交渉
いかに原価率を抑えるか!ブランドの利益を考えたときに、ここを抑えることが非常に重要です。
(どれだけ売り上げがあっても、原価が高ければ利益は出ませんよね...)
ただ、交渉しすぎて取引先や工場に嫌われてしまうと元も子もないので、
そこはお互いにWIN-WINの関係になれるよう、いい塩梅を見つけることも大切です。
(取引先といい関係が築けていると、「どうしても」というときに柔軟に対応してくださることもあるので、
いい関係性を築くのは大事です)
品質管理
洋服は人が作っているので、トラブルが付き物です。縫製不良、生地不良などさまざまなトラブルが...
私が経験した中で最も大きかったトラブルは、中国の工場が全焼したことです。
(幸い死者が出ることはなく、本当によかったですが...)
そんなトラブルに対応しながら、なんとか納期通りに服を店頭に並べる対応力が必要です!
そして、いちばん防ぎたいのが店頭に出てからのトラブル。
お客さまの手元に商品が届いてからのトラブル発覚はクレームにつながったり、
ブランドイメージが悪くなったりしてしまうので、細心の注意が必要です。
(店頭に出る前に自社で最終チェック、検品会社に依頼して追加でチェックなど慎重にいきたいところですね)
企画提案
これがいちばん楽しい仕事かもしれません(笑)
デザイナーから「生地を探してほしい」と言われ、
取引先と一緒に探すのはもちろん、自分で探してデザイナーにプレゼンすることもありました。
前職では、実際にいい生地を見つけてデザイナーに提案したところ、
素敵なデザインを作ってくれて商品化し大ヒットしました。
このときはそのデザイナーと一緒に喜んだ最高の瞬間でした!
生産管理の仕事の魅力とは
店頭に並べられている服といる時間が誰よりも長いことです!
デザイナーが産みの親なら、生産管理は育ての親と思っています。
もちろん、トラブルが起こって「しんどいな」と感じることもありますが、
それも乗り越えて店頭に出ている姿を見ると嬉しいものです!
ほかにも、社内はもちろん取引先ともたくさん連携をとるので、多くの人と関りながら仕事ができます。
良い経験を積めました。
また、取引先と初めて中国出張に行った際は文化の違いにびっくり...まさに「カルチャーショック」でした!
(無限にご飯食べさせてくれるので、4泊の出張で5キロ太りました笑)
企業によって仕事内容に違いはあると思いますが、なくてはならない、とても素敵な仕事です!
この記事を読んで、生産管理の仕事に少しでも興味を持っていただけたら幸いです。ありがとうございました!
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