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2018.02.07
オーバースペックの魅力とは〜日本人が愛するカナダグース〜
こんにちは、うめです。
本日は最近気になっている「オーバースペック」をテーマにお話します。
お話を展開するまえにオーバースペックとは何かを明確にしましょう。
Wikipedia大先生によると
「機械や装置の利用者が求めるよりも、更に高く持っている性能と、その性能を持つ機械装置の総称」とのこと。
日本語で言うと「過剰性能」です。
求められるよりも高い機能のことですね。それも過剰に。
私がそんなオーバースペックの何が気になっているかというと、
巷のファッションにもオーバースペック(過剰機能)が潜んでおり、
過剰な性能が持つ魅力が、街ゆく人の心をくすぐっていることです。
たとえば最近はやりの高機能ダウン。
アウトドアブラントなど素晴らしいスペックを持つアウターなどがございますが、
人気筆頭の代表格はやはり「CANADA GOOSE(カナダグース)」!
年代問わず、大人気ですよね。
この時期に街を歩けば、あの北極圏のマークを一度は見かけるはず。
ある日はスーツ姿のサラリーマンが、
またある日はベビーカーを引くマダムが、
最近ではオシャレ大学生まで、
日本のファッションシーンに浸透しています。
カナダグースは元々、ブランドの創業当初から
カナダ北部やシベリア、アラスカといった
極寒地で生活する人々に向けて作られたダウンメーカーであり、
氷点下の続く過酷な環境であっても活動できるほどの保温性、防寒性を誇ります。
南極探検隊、エベレスト登山隊、といった環境下ならともかく、
日本の、しかも街中で着用するのにそこまでの機能は必要ありません。本来は。
まさにオーバースペックですよね。
ほかにも、
人間が生きられない深度3,900m防水の腕時計「ロレックス シードゥエラー ディープシー」や、
軍用に開発した通常の5倍の強度のナイロンを使ったビジネスバック「ブリーフィング」などなど、
正直いって普段使いにここまでの機能性いらないでしょ!
と考えますが、何故か興味が湧き、手に入れたくなってしまう。
きっと、試行錯誤を繰り返すことでしか得られない“ホンモノの性能”に憧れ、
そこにあるストーリーやロマンに胸を打たれるのでしょう。
追及に追及を重ねるモノは、いつの時代も格好良いものです。
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さて、転職においても「オーバースペック」があるのはご存知でしょうか。
誰が見ても仕事ができ、人柄も良い!という方がいたとしても、
年収やスキルなど、企業にとっての求人条件と合わなければ
オーバースペックでtoo muchと見られてしまうこともあるのです。
ファッションのように“ロマン軸で採用”…とはなかなかまいりませんが、
ファッション業界で追求に追及を重ね、素晴らしい能力や技能を発揮してこられた皆さまが
より良い環境で、より一層のご活躍をいただけるよう、
私たちクリーデンスもお力添えしていきたいと考えています。
日本もカナダもまだまだ寒い日が続きますが、
体調に気を付けてお過ごしください。
それでは。
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