スタッフブログ
2018.02.14
期待を越えていく
こんにちは。
クリーデンスにて法人営業を担当しております亀ちゃんです!
今回は先日の3連休に家族旅行で白川郷へ行った際に感じたことを綴りたいと思います。
普段は家族で電車や車で旅行に行くのですが、
今回はコスパや効率よく回るためにバスツアーに参加しました。
お目当ては、冬の絶景と言えば!で知られる白川郷です。
白川郷とは
白川郷の荻町地区は合掌造りの集落で知られる。独特の景観をなす集落が評価され、1976年重要伝統的建造物群保存地区として選定、1995年には五箇山(相倉地区、菅沼地区)と共に白川郷・五箇山の合掌造り集落として、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された。(ウィキペディア参照)
合掌造りの集落に雪が積もり、ライトアップされた景観を見て、
いつか一度は行ってみたいと思われている方も多いでしょう。
大学時代に世界一周をするくらい旅好きな僕は
カナダのカナディアンロッキーで氷河を見たことがあり、
その時の幻想的な雰囲気に近しい景観なのではないかと、大層“期待“をしておりました。
しかし、実家の千葉から片道7時間もバスに揺られ、
やっとのことで到着した白川郷は、僕のイメージしていた白川郷ではありませんでした…。
天気が悪く、写真で見ていた景観は、そこにはなかったのです。
※写真はたまたま雨が止んだ瞬間に撮れた奇跡の1枚です。
まあ、世界一周をしていた際も天気が悪くて絶景が見れないなんてことはしばしば。
こういったことには慣れていましたので、気持ちを切り替えてバスに乗り、
夕食が用意されているご飯屋さんへ向かいました。
ご飯屋さんへ着いてみると、そこは暖かみのある木造建築。
並んでいる料理に目を向けると、美味しそうな飛騨牛の朴葉味噌焼きが僕を待っていました。
飛騨牛なんて出てくると思わなかった僕は、先ほどの悲しみが嘘のように前のめり!
口に入れた瞬間に広がる味噌の香り、
噛まなくても切れるんじゃないかと思うくらいの柔らかい飛騨牛、
澄んだ水で作られた新鮮なお豆腐、
至高の味わいが僕の五感を支配したのです。
(表現が少々変な方向へいっちゃいましたね。)
今回の旅行のハイライトは間違いなくここでした。
・
帰りの長い長いバスの中で僕はこの旅行を振り返りながら、
「なぜ、1日目の夕食がハイライトだと感じたのだろう?」と考えていました。
3時間ほど揺られたあたりで、一つの答えにたどり着きました。
それは“期待“を超えてくるかどうかであるということです。
そもそもなぜ僕は「飛騨牛なんて出てくると思わなかった」のでしょう?
それはバスツアーの添乗員さんの話を聞いて、食事への“期待“がとても低かったからでした。
『山奥の白川村では保存食を使用した質素な食生活でした、
今回皆さんにもこちらをご用意しておりますので、物足りないと思われる方もいらっしゃる方もいるかもしれません。』
この言葉を聞いて精進料理のようなものを想像していたところ、飛騨牛の朴葉味噌焼きが出てきたのです。
もう一度言います。飛騨牛の飛騨牛の朴葉味噌焼きが出てきたのです。
しかも、後で知ったのですがA4ランクの高級肉!(最高はA5ランク)
良い意味で“期待”を裏切られました。
すなわち
幻想的な景観の白川郷ライトアップ:期待値高い→天気が悪くて思ったほどではなかった…
保存食を使用した質素な料理:期待値低い→まさかのA4ランク飛騨牛!とろける!
この“期待“のレベル感が僕の満足度に大きく影響したのです。
「良い意味で裏切られる」というのは素敵な体験ですよね。
僕らの仕事や生活の中でも、たとえば
・お客さまの潜在的な意図を汲み取って、プラスアルファの提案をお持ちする
・残業が続き疲れてそうな同僚へコンビニスイーツを差し入れる
など、思っていた以上のサービスを受けたとき、人は心を動かされます。
相手の求めている“期待“を正しく把握、または調整し、
そこを越えていくサービスやモノを提供していく。
新卒で入社し、2年目がもうすぐ終わる僕ですが、
お客さまの“期待”を越える価値をご提供できる営業になろう!と
気持ちを新たにさせられる、良い家族旅行でございました。
そういえば、今日はバレンタインだな~。。。
- 業界特化の情報力で、
あなたのキャリアをきめ細かくサポート!
興味がある方は、まずクリーデンスの
転職支援サービスにご登録ください。 - 転職支援サービス 無料会員登録