スタッフブログ
2019.03.06
断捨離のススメ~10年間ありがとう。これからも10年もよろしくね~
突然ですが、皆さんは「断捨離」って得意ですか?
だんだんと春らしいポカポカした日が増えてきたこともあり、
先日の日曜日、我が家では家族みんなで衣替え。
2歳の我が家の小さなゴジラ(息子)は、
親が頑張って畳んだ服を全てグチャグチャにする遊びに突如目覚めていました。
そんな中、衣替えをしながらの断捨離がスタート。
昔から、私の中で断捨離をするときの「マイルール」が2つあります。
それは、
1.「ここ2年間で、一度でも使ったかどうか」
2.「何か思い出があるかないか」
この2つを考えながら、「捨てる・捨てない」を判断しています。
1に関してはそのままの意味ですが、目の前にある“捨てようかどうしようか悩んだモノ”について、
2年前まで遡ってみて、使う機会があったかどうかです。
これは比較的簡単です。
ポイントは2年というところで、どんなに気に入っていたモノでも、
だんだんと飽きてきたりもしますし、世の中的なトレンドもあるため、毎年使うかは分かりません。
数年使わなくてもよかったということは、恐らくなくても困らないモノですし、
たぶんいざとなれば代替えもできるモノなんだと思います。
「トレンドは繰り返す」とも言いますが、一周するには10年近くかかるので、
余程高価なモノ以外は10年後にまた買えばよいのです。
なので1はシンプルで簡単です。
自分にとって、「物質的な価値」があるかどうかの断捨離です。
一方、難しいのは2のパターンです。
「物には魂が宿る」
なんて言葉もありますが、思い出の大小は関係なく、
そういうモノってなかなか捨てられないんですよね。
この断捨離が私は本当に苦手です。。。
例えば、
…学生時代にボロ負けした引退試合で履いていたバッシュ。
(15年は履いていません)
…今は無き、大好きだった地元埼玉の古着屋で買った、なんのプレミアム的価値もないリーバイス501。
(何本か所有するデニムの中で圧倒的登板数の少なさ)
…新卒1年目の頃、憧れの先輩が異動するとき「お前、頑張れよ!」とくれたボールペン。
(そもそもインクがないので書けない)
…なけなしのお給料を握りしめ、レジで緊張しながら会計した高級革靴。
(若気の至りでそもそも買うサイズをミスっており、ほぼタンスの肥やし)
などなど…
毎年毎年、断捨離候補にノミネートされながらも結局生き残っている選手たち。
なんだかアルバムを見返しているよう気持ちになり、
結局使うはずもないのに、またそっと引き出しへ…
今、日々愛用しているモノの中でも
「一生使い続けていきたいな…」と思えるモノはたくさんあります。
そこに、ブランドや値段は関係ないんですよね。
服好きな私は、これからもたくさんの服を買うことになるんだと思います。
「10年間ありがとね」
「これからの10年もよろしくね」
と言える「モノ」に出会えることが楽しみです。
みなさんは10年間、愛用しているモノってありますか?
そう聞かれて、モノではなく、
ちょっと怒った奥さんの顔や、気まずそうに頭をポリポリ書く旦那さんの顔が思い浮かんだあなた。
きっと幸せ者(モノ)なはず。
今日はいつもの感謝を込めて、
おいしいケーキといつもよりちょっと高いビールを買って帰りましょう。