スタッフブログ
2020.12.02
「鏡よ鏡・・」
「鏡よ鏡・・」
ある日曜日、ボーっとソファーに横たわっていると、
子どもたちが観ていたディズニー映画から、あのお馴染みのセリフが聞こえてきました。
そういえば古今東西問わず、
鏡に話しかけるとか、鏡に話しかけられるとか、そんな話って多いよなー、と、
そんな取り留めのないことを考えていた時、ハッ・・と気づいたことがありました。
「経験代謝」という言葉をご存知でしょうか。
経験代謝とは、
「人間なら誰もが持っている能力で、出来事に対する考えや感情を伴った経験から学ぶ『学びの構造』」
という意味で、キャリアカウンセリングの学びの一環で知った言葉です。
ある出来事自体は『事実』として客観的であるのに対し、
その出来事を『人』が語ったら、その時点で主観的なものとなります。
その主観的なものが「経験」です。
そう、当たり前ですが、経験は主観的なものなんですよね。
であるからこそ、その主観的である経験をあえて客観的に見ることで、
「自己概念(自分らしさ)」が見えてくるわけです。
そしてその時、経験は自分自身を映す「鏡」となります。
つまり経験という「鏡」を見ることで「自分らしさ」が見えてくるんですよね。
あの物語のあの人物も、
魔法の鏡というのは単なるメタファーに過ぎず、
実は自分自身に問いかけて、
自分とは何なのか?を確認していたのかもしれません。
転職活動をしていると、
そもそも自分はどうしたいのか・・自分とはいったい何なのか・・
と自分がわからなくなることがあると思います。
そんな時は自身の経験という鏡を、客観的に見てみてはいかがでしょうか。
「鏡よ鏡・・」
鏡の向こう側の自分が答えてくれるかもしれませんね。
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