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2022.08.24

『魔女の宅急便』に見る、働く少女キキのおしごとの悩み

「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。」

ご存じ宮崎駿監督のアニメーション映画『魔女の宅急便』。
この、親元を離れ働く女性たちに(もしかすると男性たちにも)なんともやさしく響くキャッチコピー、、素敵です。

そういえば、ジブリ作品の中で描かれる“働く人”って女性が多いような…と思いました。
千尋、リン(千と千尋の神隠し)、エボシ御前、たたら場の女性たち(もののけ姫)、
今週放送の「耳をすませば」の主人公雫のお母さんも、仕事と学校となにやら忙しそう。

もちろん魔女の宅急便の登場人物でも、
大きいお腹でも旦那さんと一緒にパン屋で働くオソノさん。
最初のお届け物を頼むファッションデザイナーのお姉さん。
主人公のキキなんて13歳で親元から離れて、独り立ちして生活しなきゃならない修行の身。
劇中で同年代の女の子に「もう働いてるの?たっくましぃー」と
やや嫌味っぽく言われる場面がありますが、そう!たくましいんです!

13歳で独り立ちなんて中々想像しづらいですが、
20歳だろうが、30歳だろうが、自分にできることを探しながら働いていくなんて辛いときもありますよね。
仕事が長引いて楽しみにしていた予定に間に合わなくてずぶ濡れになって帰って
もうイヤになってそのままふて寝して翌日体調も肌もボロボロなんて共感しかないよ、キキ。
超がんばってたよ、キキ。

13歳のキキに自分を重ねるのはややイタいかもしれませんが、
私たち社会人にももちろんスランプはあるし、嫌になってしまうことも沢山あります。
頑張ったつもりでも中々成果がついてこなかったり、相手に伝わらなかったり、
周りから認められているのかわからない、自身の市場価値って?と不安になる。
また経験や仕事の幅が増えていくと、方向性や価値観が違う人と一緒に働いたり接したりすることも増えていきます。

もし現実世界で、「仕事を変えてみようかな」「他にどんな仕事があるんだろう」
などと悩んだ際には、ぜひクリーデンスにご相談ください!

山小屋で暮らすウルスラと話すことや、トンボを助けるという成功体験には到底およびませんし、
魔法が弱くなって空を飛べなくなった改善法を提示することはできないですが、
ファッション業界での仕事について、働き方についてのご相談はクリーデンスの得意分野です!

ちなみに、劇中でキキが飛んでいる時に何度もパンツが見えてしまう描写がありますが、
あれは魔法の未熟さを表しているとか。(岡田 斗司夫さん説)
現に、実家を出発して早々にキキは先輩魔女を見つけて近づく際に、身体を傾けてほうきの方向転換をしていますが、
先輩魔女はふわりとキキの上を飛んで去っていく際、パンツは見えませんし方向転換も足先ひとつでこなしています。
人間的に成長することで、失敗や未熟さも段々と減ってくることを表しているようです。

大人になったとしても、仕事をしていく以上失敗や悩みがなくなることはないと思いますので、
ご友人やご家族だけでなく、クリーデンスにも頼ってみてくださいね。

さて今週金曜は「耳をすませば」が放送されます!
10月には実写映画が公開、11月にOPENするジブリパークには「地球屋」も再現されるそうです。
甘酸っぱくてまっすぐな恋、そして将来への夢と希望に満ちた物語に浸りましょう。

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