スタッフブログ
2022.11.30
銀座を歩く~私と祖母の場合~
こんにちは。営業担当の“えす”です。
先日、京都の祖母が会いに来てくれました。
せっかくなので東京の観光名所を案内しなければ、と思ったのですが、
東京の主な観光名所はもちろんのこと、横浜、鎌倉、箱根や日光にも行ったことがあると言われ、、
どうしようかと困っていたら、「そう言えば、銀座はちゃんと行ったことがない」とのこと。
それでは、と銀座に行くことにしました。
高級ブランドのフラッグショップが立ち並び、そうしたお店を見て歩くだけでもわくわくする銀座ですが、
今回は、私と祖母が歩いた少し違った銀座をご紹介します。
銀座にはたくさんのアートギャラリーがあることをご存じでしょうか?
敷居の高い老舗の画廊はもちろんのこと、
さまざまな企業が社会貢献活動の一つとして、アートギャラリーを社屋のなかに併設しています。
また、世界の名だたる高級ブランドもギャラリースペースを設け、アーティストとコラボレーションしています。
今回、祖母と私が観たものをいくつかご紹介します。
銀座メゾンエルメスフォーラム
まずは銀座5丁目にある「銀座メゾンエルメスフォーラム」。
二人の日系アーティストの展覧会が行われていました。
エルメスという老舗ブランドのイメージとは随分かけ離れた作品もありましたが、
ブランドのある意味固定化されたイメージを払拭し、
新鮮な息吹を吹き込む役割をアートが担っているように感じました。
GUCCI並木店
並木通りの「GUCCI並木店」では、四代目田辺竹雲斎による竹のインスタレーションが展示されていました。
細い竹ひごを編み上げた作品はまるで生き物のようで、店内を一階から二階まで埋め尽くしています。
この竹ひご、展示が終わるとすべてほどいて再利用するのだそうです。
また、ここに用いられている黒竹という、名前の通り表面が黒光りしている竹は
和歌山のある特定の地域で生産されているそうですが、今やその地域で継承しているのは残り一軒だけだとか。
ただ美しいだけでなく、アートが伝統産業を守っていることを知りました。
GINZA SIX(ギンザシックス)
銀座6丁目のGINZA SIX(ギンザシックス)の中央吹き抜けのアート展示はご存じの方も多いと思います。
この日はジャン・ジュリアンの「The departure」というインスタレーションが展示されていました。
空飛ぶ紙の絨毯に乗るペラペラな紙の人間のキャラクターがなんとも言えぬ雰囲気で、
アートとは大げさなものではなく身近で親しみやすいものであると感じました。
このほかにも
・資生堂ギャラリー (東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル地下1階)
・ポーラミュージアムアネックス (東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル 3階)
・gggギャラリー (東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル1F)
などなど、銀座には気軽にアートに触れられる場所が点在しています。しかも、これらはすべて無料です。
憧れの高級ブランドでのショッピングはもちろん素敵ですが、
こうしたギャラリーで気軽に美しいものと触れるのも贅沢な時間ではないでしょうか。
ぜひ、ファッションとアートの融合を楽しんでみてください。
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