2024年新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。
いつも格別のお引き立てにあずかり、まことにありがとうございます。

昨年は一昨年から続く円安・資源高などの状況により、
アパレル・ファッション業界を取り巻く環境も不透明な部分がありながら、
各社コロナからの回復を堅調に遂げてこられた1年だったと思います。

“アフターコロナ”という言葉を聞く頻度も減り、日常が戻ってきたようにも思える今。

2024年は2年連続での賃金引き上げやマイナス金利の解除などの機運が高まっており、
企業ごとに”状況をどう読み、戦略に打ち出していくか”の個性が出る1年になると感じています。

クリーデンスが2020年10月から集計している
「アパレル・ファッション業界の転職求人倍率」における2023年7～9月版では、
調査以来、過去最高の3.03倍になりました。

求職者の皆様を取り巻く景色としては、賃金が上がり、働き方の選択肢も増え、
ネガティブな理由で転職せざるを得ない状況は改善傾向にあります。

多くの求人がある中でも、自分の”転職軸”に良い意味でこだわりを持って、
前向きな転職をされる方が増えてくると思います。

一方、企業を取り巻く景色としては、1人の求職者の採用を数社で競い合うような”超”売り手市場。

2022年から2023年にかけてのコロナ回復期には、
求職者数も求人数も急回復し、スムーズなマッチングが成立していましたが、
今年は採用競争力を上げるための戦略の磨き込みが一層必要となりそうです。

転職希望者としては、”大切にしたい転職軸を明確にして、それが叶う環境を見つけていく”
企業としては、“明確な転職軸を持つ求職者のこだわりに応えられる採用に磨き込んでいく”

双方の個性が際立ってくる転職/採用市場になっていく1年になると思います。

そのような中、わたしたちクリーデンスは＜ファッションは、人が創る。＞というサービス理念のもと、
これまで以上にアパレル・ファッション業界がいきいきと輝き、“はたらく”未来が明るくなるよう、
お手伝いを最大限尽力して参りたいと思います。

微力ではございますが、クリーデンス社員一丸となって今後も貢献して参りますので、
何とぞ昨年同様のご愛顧を賜りますよう、お願い申し上げます。

みなさまのご健勝と益々のご発展を心よりお祈りいたします。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

パーソルキャリア株式会社
クリーデンス事業部
事業責任者
荒木 学