今って何を着るのが正解？～アパレル業界の面接における服装について～

みなさん、こんにちは。
寒暖差の激しい毎日ですが、いかがお過ごしですか？

気づけば３月。暖かい日もちらほらありますが、このブログを書いている日の現在の気温は3℃。

自宅の暖房フル回転、外出時やちょっとコンビニに行く時は
迷わずダウンを手に取る方も多いのではないでしょうか。

ということで、今日はこんな寒かったり暖かったりする中途半端な時期における
「面接時の服装」について書いてみました。
※アパレル業界に限定される内容もあるため、あくまで参考までに！

まず、アパレル業界における「季節」について。
最近の天候不順でピンとこない方もいらっしゃるかもしれませんが、基本的は下記のように考えられています。

■春（2月～4月）
2月はセールも落ち着き、「閑散期」なんて呼ばれ方もしますが、
実は店頭には春夏物（SSシーズン）の入荷が少しずつ始まる時期なんです。

3月も春物のコートや、卒業・入学シーズンに向けてジャケットなどの需要がさらに高まり、
本格的に最盛期を迎えていきます。

■夏（5月～7月）
ここは想像の通り、気温も上がり、GW前後を中心に夏物が本格稼働。
6月以降は早いところだとセールが始まります。

■秋（8月～10月）
猛暑・酷暑が続く8月ですが、春と同様、
セールが落ち着いて店頭には秋冬物（AWシーズン）の入荷がスタート。
気温とは裏腹に、徐々にニットやコートなどウール系のアイテムなんかも展開されていきます。

■冬（11月～1月）
ここも想像の通り、気温がぐっと下がり、冬物アウターの最盛期を迎えます。
（去年は暖冬で動かなかったこともあったそう）

簡単にまとめてみましたが、ここで注目すべきは「春」と「秋」です。

まず、「春」ですが、まさに今！寒いですよね（笑）
普段はまだまだ着込んでお出かけする方も多いと思います。

しかし、アパレル業界ではとっくに春、店頭でもSSシーズンの服を積極的に販売しています。
つまり、面接で「私服」と指定があった場合は少し寒いかもしれませんが、
可能な限り春～夏っぽい服を着ていくとベスト！

「ちゃんと季節を意識してる！アパレル業界のこと調べてきたのかな～」と思ってくださるはずです。

（時と場合にもよりますが）もしそういった季節感を意識しない服装の場合、
店頭の販売員さんだったら「春の新作、入荷してます！」と言いながら、
厚手のウールニットを着ているという、なんだか変な感じになってしまいますよね。

「秋」の服装の考え方も「春」と一緒です。
残暑で30℃を超える日もまだまだ多い時期ですが、可能な限り、秋～冬っぽい素材やお色味のものを選ぶとベスト。

余談ですが、私も昔アパレル業界に身を置いていた時期があり、
新卒1年目の2月下旬にニットにウールコートで店舗に向かおうしたところ、
「それ着て店頭で春物売れると思う？」とお叱りを受けた記憶があります・・・

大前提、何を着るかも自分の大切な個性だと思います。

しかし、面接で企業に行く際には「季節」や、ここには書きませんでしたが、
「ブランドの雰囲気」に合わせた服で面接に臨んでみるといいかもしれません。
（とはいえ、この時期はまだ寒いので、ウールコートを着ていくけど中は春っぽい服、とかでもいいと思います！）

いかがでしたか？
一例ではありますが、これからアパレル業界の面接に向かうみなさんにとって、
少しでも参考になればうれしいです。

もし面接の服装に悩まれた際は、クリーデンスのキャリアアドバイザーにいつでも相談してみてください。