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2024.10.30
転職市場におけるDX アパレル業界の新たな可能性
こんにちは。キャリアアドバイザーの黒です。
季節の変わりめで、ここ数日朝晩は肌寒い日がちらほらありますね。
私も少し早いと思いつつ、羽毛布団を引っ張り出しました^^;
みなさまも、体調にはくれぐれも気をつけてお過ごしくださいませ。
さて、近年デジタルトランスフォーメーション(DX)がさまざまな業界で注目を浴びています。
アパレル業界でも、DXは競争力を高める重要な要素となっています。
今回は、他業界も含めた身近なDX事例を交えながら、アパレル業界の新たな可能性についてお話ししたいと思います。
DX事例
1.テレワーク(リモートワーク)
新型コロナウイルスによって広く普及したテレワークですが、
パソコンやタブレットといった端末とネットワーク環境があれば、どこでも仕事ができる働き方。
こちらもDX事例の1つと言われています。
特にIT業界では、リモートワークが急速に普及しており、
クラウドベースのコラボレーションツールやプロジェクト管理ツールを活用することで、
場所にとらわれずにチームの連携が可能となりました。
アパレル業界では、デザインやマーケティングの分野などリモートワークが進んでいる領域もあり、
柔軟な働き方が実現されています。
2.カスタマーサポート(Eコマース業界)
Eコマース業界では、AIチャットボットを活用したカスタマーサポートが一般的になりつつあります。
これにより、顧客からの問い合わせに迅速に対応し、顧客満足度を高めることができています。
アパレル業界でも、オンラインショップのサポート体制の強化が求められており、
AI技術の導入が進んでいます。
3.小売業界
小売業界では、RFIDタグやIoT技術を活用した在庫管理が進んでいます。
これにより、商品の在庫状況をリアルタイムで把握でき、無駄な在庫の削減や迅速な補充が可能になりました。
また、顧客の購買データを分析し、パーソナライズされたマーケティング戦略を実施する企業も増えています。
4.マーケティング(美容業界)
美容業界では、デジタルマーケティングが重要な役割を果たしています。
顧客データを分析し、パーソナライズされた広告やキャンペーンを展開することで、売上を伸ばしています。
アパレル業界でも、顧客の購買履歴や行動データを活用したマーケティング戦略が進んでおり、
ターゲットに合わせた効果的なアプローチが可能になっています。
アパレル業界におけるDXの可能性
前述を含め、もちろんアパレル業界でもDXの導入は進んでいます。
その例として、3Dスキャニング技術を用いたバーチャル試着室の導入や、
デジタルプラットフォームを活用したECサイトの強化が挙げられます。
具体的な事例だと、デイトナ・インターナショナル社はアパレル業界におけるDX先駆者として注目されています。
代表取締役・CEOの佐々木聡氏によると、
デイトナ・インターナショナルは多様なワクワク・ドキドキとつながるプラットフォーマー企業を目指しており、
以前からデジタル技術を駆使して、顧客体験を向上させる取り組みを進めています。
その中でも、個人的に興味を持ったのは「プラスミラー」というDXソリューションです。
+PLUS MIRROR(プラスミラー) の製品ページ 店舗DXソリューション|株式会社デイトナ・インターナショナル
これはぜひ店舗に行って体験いただきたいサービスなのですが、
デイトナ・インターナショナル社が提供するデジタルミラーで、店舗でのショッピング体験を革新するツールです。
試着する際にこのミラーの前に立つと、リアルタイムで商品情報やおすすめのスタイリングを提案してくれたり、
在庫状況やオンラインショップでの情報も表示されたりするなど、店舗にいながら簡単に商品の比較・購入ができます。
これによって、店舗とオンラインの垣根を超えたシームレスな購買体験を提供し、
顧客満足度を高めることができるとのことです。
転職市場におけるDX事例
転職活動においてもDX化が進んでおり、その代表的な例が職務経歴書の作成(代筆)です。
転職を始めるにあたり最初に通る重要なステップですが、
求職者の方からここで苦戦しているというお声をいただくことも多いです。
そこで、注目されているのがチャットGPTを始めとするAI技術です。
例えば、経歴などの基本的な情報や、キャリアアドバイザーとのカウンセリング内容をAIに読み込ませることで、
職務経歴書に近いフォーマットで整理してくれるなどの方法が考えられます。
このように、作成のハードルを下げて効率化を図るという点では活用の余地がありそうです。
最後に
アパレル業界に限らずですが、DXの波は確実に押し寄せています。
他業界の事例から学び、デジタル技術を駆使して戦うことがスタンダードになる可能性もありますが、
一方で、最後は面接含め、人が介在することはなくなりません。
デジタル×アナログを上手く組み合わせて、企業研究や自身のキャリアを見直す時間を増やしたり、
キャリア相談の壁打ちとして、我々キャリアアドバイザー(人)を利用したりすることもできます。
何かあれば、いつでもご相談ください。
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