Fashion★シゴトNEWS
2009.02.13
自分が何をしたいのか、何ができるのかを掘り下げて!それから面接に来てくれたらうれしいです。(株式会社ビーズインターナショナル)
ポイント1:「このブランドが好きだから」という志望動機。でも憧れや好きだけでは仕事はできません!
より安定した堅実な企業をと、転職を希望する人が最近増えている気がします。その気持ちは分かりますが、守りに入りすぎる人は求めていません。
でも、それよりもっと多いのが「このブランドが好きだから」という人。
ファンでいてもらえるのは、すごくありがたいのですが、仕事となると泥臭い部分も結構多く、好きとか憧れだけではくじけてしまうと思うんです。だから、ただ好きなだけではダメ。新卒の方なら分かりますが、経験者にはすぐに活躍してほしいので、「何がしたい」や「何ができるか」を知りたいんです。たとえ経験が少ないとしても「私は経験が少ないけど、接客に自信があります!足りない部分は御社で成長していきたいんです!」って言ってくれる人はイイなって思いますね。「この人は活躍してくれるかも」って、働く姿をイメージできますから。
面接では『採用を決める判断材料』を探しているので、事前にもう一度、自分の経験や強みを振り返ってみてください。
ポイント2:働いているところをイメージしたいから「私服で来てください」と言ったのに…
“ストリートカルチャーから生まれたブランド”というイメージを大切にしているので、応募者の醸し出す雰囲気やキャラクターを大切にしています。「面接は私服で来てくださいね」とお伝えしていますが、なかにはリクルートスーツで来てしまう方も。他にも「昨日買い揃えて来ました!」とばかりに全身『X-girl』で気合いを入れて来てくださる方も。
とても有難いのですが、そういう方に限って『X-girl』以外のブランドを知らなかったり、実際にはショップにほとんど足を運んだことがなかったり…身近なブランドではないのかなと感じてしまいます。
一方で志望動機がしっかりしていて、ちゃんと気持ちを伝えられる人は、ブランドのアイテムの中から自分に似合うものをうまく取り入れてくれていることが多いです。そういう人と出会うと、一緒に働きたいなって思います。
ポイント3:緊張しすぎてしゃべれない人は、結局準備不足?
心の準備が足りないからか、それとも面接慣れをしてないからか、緊張してしまう人も結構います。
そういう方にはリラックスしてもらうように工夫をしていますが、カチコチのままで、全然その人のことが分からないまま面接が終わっちゃう、なんてことも。面接で緊張するのは当たり前のこと。でも、ちゃんと伝えたいことを頭の中で整理して事前に準備しておけば「今日はこれだけは伝えて帰るぞ!」っていう気持ちになれると思うんです。そういう準備をしている人は、たとえシドロモドロになったとしても真剣な想いは目から伝わるもの。
実際のところ、採用を決めるときは、表情だったり目だったり、言葉意外の部分からピンと来ることが多いものなんですよ。だから緊張しても大丈夫。目をそらさずに、自分の言葉で伝えてみてください。あとは私たちがあなたの想いをキャッチしますから!
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