Fashion★シゴトNEWS

2024.12.25

ヒューゴ ボス社が提供する最高の研修体験~WE LOVE FASHION, WE CHANGE FASHION~<後編>

私たちクリーデンスは、アパレルをはじめとするファッション業界で販売員としてはたらく人が、これまで以上にやりがいをもってイキイキとはたらくことができる状態をつくるために「販売員価値向上プロジェクト」を立ち上げ、さまざまな取り組みを行っています。

前編ではヒューゴ ボス社の企業の魅力と研修プログラム(リテールアカデミー)についてご紹介しました。
後編では具体的な体験談として、実際に研修に参加された2名と、トレーニングマネージャーの伊藤氏へインタビューし、研修の感想や販売職への想いをお伺いしました。ファッション業界未経験者とベテランそれぞれの感じ方の違いや、ヒューゴ ボス社のトレーニングの魅力をぜひご覧ください。

もくじ

リテールアカデミー参加者インタビューその1:S.Mさん(25歳)

Sさんの前職は市役所職員で、現在はボス アウトレット横浜ベイサイドに勤務しています。家業である接客業を手伝う中で販売職に興味を持ち、コロナ禍を経て念願の販売職に就きました。

リテールアカデミーに参加する前の心境について教えてください。

ワクワクしていました!過去に参加したことのある同僚から楽しかったという話を聞いていたので、他店のメンバーとの繋がりができることをポジティブに感じていました。販売はほぼ未経験での入社だったので、知識やスキルをインプットできることも楽しみにしていました。

リテールアカデミーを受けて、特に刺さったポイントは何でしたか?

『SELL LIKE A BOSS』というトレーニングが特に印象に残りました。ボスらしい接客とは何か?という内容で、具体的なアプローチ方法を学び、ボスならではの接客像が具体的になりました。これまで販売経験のなかった私は他の会社と比較する基準がなく、「このアプローチで良いのか?」という不安や悩みがあったので、とても参考になりました。

リテールアカデミー後、店舗に戻ってどのような変化がありましたか?

アプローチの仕方やお客様との距離感が変わりました。先ほどお話したボスらしい接客像がイメージできたことや、商品知識がついたことで、より自信を持ってお客さまへ提案できるようになったと感じています。

最後に、販売職を目指す方へのメッセージをお願いします。

かつて、私が販売職を目指していると話したら、「販売はいずれAIに奪われる仕事だ」と言われることがありました。実際にヒューゴ ボス社で販売職に就いてみると、お客さまに合わせて商品の魅力を伝えたり、お店でしかできない経験をご提案することは、人間にしか提供できない仕事だと感じています。お客様はもちろん、自分自身も楽しい時間を過ごせる仕事であり、自分の個性を出せる仕事でもあります。ぜひ販売職を目指している皆さんにも、この経験をしてほしいなと思います。


リテールアカデミー参加者インタビューその2:T.Sさん(41歳)

Tさんは、前職で外資ファッションブランドの販売から店長、外資ラグジュアリーウォッチブランドの販売を経て、現在はボス 銀座松屋のストアマネージャーに従事しています。

リテールアカデミーに参加する前の心境について教えてください。

実は3回ほど前から受講する予定でしたが、なかなかタイミングが合わず、今回ようやく受けることができました。自店のスタッフは私以外、全員受講経験があり、色々なフィードバックを聞いていたので、モチベーションがどう変化するかが楽しみでした。また、前職までも含めて、ここまで長期間の研修はなかったので、どんなことを学べるのかポジティブな楽しみがありました。

リテールアカデミーを受けて、特に刺さったポイントは何でしたか?

トルコにあるイズミールの工場の話が特に印象に残りました。サステナブルな世界最先端のアパレル工場で、接客でも使える知識として非常に有益でした。他にも細かい点にいたるまで知らないことが多く、新しい発見がたくさんありました。

リテールアカデミー後、店舗に戻ってどのような変化がありましたか?

今回集まったメンバーは入社時期や役職、年齢、国籍などが幅広く、プレゼンテーションの能力もこれまでの経験などによってさまざまでした。そんな違いはあれど、全員が研修と真剣に向き合い、自分の思いや考えを伝えようとしていたことが印象的でした。そんなポジティブな仲間がいることを知ることができて、ボスというブランドや会社のことをより一層好きになりました。

最後に、販売職を目指す方へのメッセージをお願いします。

販売職は、お客さまの人生の節目に携わることができる素晴らしい職業です。私が実際に経験したエピソードですが、結婚式で着るスーツをお求めになったお客さまが、実際にそのスーツを着た結婚式の写真を見せるためにご来店くださり、奥さまをご紹介いただいた、ということがありました。
そこから関係性が深まり、今では自分の節目にお祝いをいただいたりもする、親しい友人のような関係性になっています。

販売とお客さまという関係性を通じて人との繋がりを強く感じることができる仕事ですし、お客さまが喜んでくださることが自分の喜びにもなります。ぜひ、この素晴らしい職業を目指してみてください。


ヒューゴ ボス ジャパン社 トレーニングマネージャー伊藤さんの想い

ヒューゴ ボス社におけるリテールアカデミーの位置づけはどのようなものでしょうか?

リテールアカデミーは世界中のヒューゴ ボス社で展開されている研修です。ボスというブランドの世界観やバリューを学んでいただき、ブランドのことをより深く学んでいただく研修であるため、日本ならではの内容にアレンジはせず、グローバルで行われている研修内容をそのまま落とし込むように意識しています。商品知識など専門的な内容も学んでいただきますが、何よりボスという世界でも有数の歴史あるブランドの一員という誇りを持って欲しいという想いがあります。

実際に研修を受講された社員の反応はいかがでしたか?

導入当初は、5日間の研修が現場にとって負担になるのではないか?という声もありました。しかし、研修を受けた社員からは「学ぶことが多くあり、充実した内容だった」「長く在籍しているのに知らないことも多かった。こんな会社だったんだと驚いた」といったポジティブな反応が多くあり、次回の研修を待ち望む希望者が多く出るようになりました。

実際に、「商品や会社について知識を学んだことで、店舗に戻ってすぐに活用できた」というポジティブなフィードバックを受けることが多いです。また、研修を通じてブランドについて学び、共に研修を受けた仲間ができることで、会社へのエンゲージメント(愛着)が向上しました。この研修を導入してからは、退職率も低下しています。

最後に、販売職として就業している方々・目指している方々へのメッセージをお願いします。

日本において、販売職という職業はまだまだ世間的な評価が低いと感じています。本当は別の職業に就きたかったけど、仕方なく販売職になった、という方もいるかもしれません。
ですが、販売職は色々なスキルが必要な仕事です。ご来店されたお客さまにただ販売するだけではなく、お客さまに満足いただくためにはどうすればいいのか、コミュニケーション能力に加え、戦略や日々の顧客管理も重要です。そういったさまざまなスキルが必要な職業なんだということを認識して欲しいですし、誇りを持って販売職として就業いただきたいと感じています。そして、ヒューゴ ボス社に入社したことで新たな自分を発見し、将来的に当社での活躍はもちろん、将来どこの会社に行っても「できる!」と思える自信をつけていただきたいと思っています。


参加したクリーデンススタッフより、締めにかえて

本研修は、はじめて販売職としてスタートを切った方はもちろんのこと、経験豊富な方にとっても新しい気付きややりがいを感じられる素敵な研修でした。そして、販売職は単に商品を販売するだけでなく、お客さまとの信頼関係を築き、人生の大切な瞬間に寄り添う素晴らしい職業だと改めて確認できました。

われわれ「販売職価値向上プロジェクト」をはじめ、クリーデンスは今後も販売員の方やアパレル・ファッション業界全体に向けて、少しでも力になる情報をお届けしてまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

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