ヒューゴ ボス社が提供する最高の研修体験～WE LOVE FASHION, WE CHANGE FASHION～<前編>

ヒューゴ ボス社の企業概要と魅力

歴史とビジョン：ラグジュアリーブランドではなくプレミアムファッション＆ライフスタイルブランドである

ヒューゴ ボス社は1924年にドイツで創業して、100年近い歴史を持ち、日本法人であるヒューゴ ボス ジャパン社も2024年で32年を迎えました。

ボスは、ラグジュアリーラインを展開していながらも、自身をラグジュアリーブランドではなく、“プレミアムファッション＆ライフスタイルブランドである”と謳っています。そこには、特定の層に限定せず、幅広いお客さまに製品を手に取って欲しい、という思いが込められています。優れた品質と価格設定を基盤としながら、特別な価値提案を実現し、ビジネスシーンからカジュアルシーンまで幅広く対応する、24/7ライフスタイルブランドです。

スポンサード活動とサステイナビリティ：社会に貢献するブランド

ボスは、テニス、ゴルフ、サッカー、スキー、フォーミュラ1といったスポーツや映画など、ファッションという切り口で幅広いスポンサードを推進しています。
また、サステイナビリティにも注力しており、「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス」におけるラグジュアリー分野で2位を獲得しています。2025年までに全商品の60％をサステナブルな原材料に移行することを公言し、世界中のファッション愛好者に支持されています。

社員支援とキャリア形成：働きやすさを追求

ヒューゴ ボス社は、自社で5000人規模の最先端工場をトルコのイズミールに持ち、充実したファシリティと産業医が常駐するなど、社員の健康管理に力を入れています。
さらに、たとえば工場内には子供向けのプログラミングスクールが併設されており、働く母親が安心して仕事に専念できる環境を提供しています。このような女性の社会進出を積極的に支援し、多くの女性社員がキャリアを築きやすい環境を整えています。

トレーニングプログラムの概要

計10日間に及ぶ充実した研修制度

ヒューゴ ボス社は、新卒だけでなく中途入社の社員にも、充実した入社後研修を用意しています。今回クリーデンスが参加したリテールアカデミーのほかにも、プロダクト、お直し研修など、多岐にわたる研修機会を設けています。参加者は旗艦店やアウトレットなど全国から集まり、国籍や年齢、社歴、ポジションを問わず、幅広い層の社員が参加します。

リテールアカデミーの研修内容とアクティビティ：リラックスして学べる環境

参加者は、支給されたヒューゴ ボス社製の非売品のロゴ入りパーカーとノート、ペンを使用し、一体感を持って研修に臨むことができます。初日と2日目は、ヒューゴ ボス社の歴史やミッション、バリューを学び、3日目から最終日の午前中までは、取り扱うアイテムごとに座学講義をしたあと、すぐにグループプレゼンテーションでアウトプットをしていきます。最終日の午後にはグラジュエーションを行い、5日間の頑張りを讃え合います。

印象的なアクティビティ：自己紹介動画で一体感を形成

研修にはさまざまな工夫がちりばめられています。たとえばランチ後の眠くなる時間帯には、エナジャイザーというアクティビティを取り入れるなど、集中力を維持する工夫がされています。
また、特に印象的だったのが初日の最初、チーム分けをしてTikTokで自己紹介動画を作成するというプログラムです。参加者は全国から来ており、年齢層も広いため、緊張をほぐし、一体感を生むために計算された内容となっていました。チームごとに外に出て動画を撮影することで、チームごとの創意工夫が生まれ、以降のプログラムでも積極的に発言する姿が見られました。

社内SNSの活用：社員同士のつながりを強化

ヒューゴ ボス ジャパン社には社内向けのSNSがあります。そこでは新商品のスタイリングや研修の様子などが共有されており、社員同士のつながりを強く感じられます。たとえば、●●店に遊びに来ました！という投稿や、新作やシーズナリティに合わせたスタイリングのアドバイス、本国からの表彰、研修参加～打ち上げの様子など、研修に参加していない社員も含め、横のつながりが日常的であることが伺えました。

今回の研修でも、初日終わりに、トレーナーのみならず、各エリアのリテールマネージャー陣含めた懇親会があり、現場～本社の垣根を超えた関係性の良さが見受けられました。

後編では具体的な体験談として、実際に研修に参加された2名のインタビューや販売職への想い、トレーナー伊藤氏へのインタビューをお届けします。ファッション業界未経験者とベテランそれぞれの感じ方の違いや、ヒューゴ ボス社が実施する研修の魅力をお伝えします。ぜひご覧ください。