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2008.11.07

株式会社サマンサタバサジャパンリミテッド 育児をしながらキャリアアップ↑

サマンサタバサジャパンリミテッドの保育所「タバサルーム」にお邪魔してきました。

株式会社サマンサタバサジャパンリミテッド 育児をしながらキャリアアップ↑
株式会社サマンサタバサジャパンリミテッド 執行役員 プレスグループ/世永亜実(ヨナガアミ)さん
大手芸能プロダクションの宣伝を経て、2002年(株)サマンサタバサジャパンリミテッドにプレスとして転職。結婚4年目の07年に第一子を出産。4ヵ月後には職場復帰、08年同社執行役員に就任。

同保育所は、事業所内保育所として都の認定第1号。お話をお伺いしたプレスの世永亜実さんは、1歳になる息子さんを保育所に預けながら同社の執行役員も務めるパワフルウーマンだというから、ますます気になる!!

内装にもこだわっていてお洒落な保育所ですね!ところで「タバサルーム」は、東京都認定第1号となる事業所内保育所として昨年誕生したそうですが、その設置背景を教えてください。

世永さん:うちの会社は96%が女性、平均年齢23.3歳という若い女性がとても多い会社なので、結婚や出産、育児をしながら仕事を続けられる職場環境を、と代表の寺田が5年前から構想を練っていました。その構想が、昨年の私の出産をきっかけに実現したんです。

お子さんを預けながら働く世永さんの姿を見て、女性社員の反応はありましたか?

世永さん:女性にとって結婚、出産、育児がステップダウンにならないんだ、産んでもリタイアしなくていいんだ、ということが私を通してしてリアルになったみたいです。執行役員に昇進したのが復帰後だったのですが、子育てをしながらもキャリアアップができるというロールモデルになれたらいいなぁと思っています。

復帰後に役員昇進とは凄いですね!でも仕事で一線に立ちながら、幼いお子さんを育てることって、やはり相当大変なのでは?

世永さん:入社してから出産するまでは、24時間、365日を仕事に注いでいたので働き方を変える努力はしました。でも“子供を産む”ことは自らが望んだこと。それに・・・18:30に仕事を終え、息子を迎えに行った途端にしっかりママになっている自分が妙に新鮮で。さっきまで髪を振り乱して働いていたのに、今はグーチョキパー歌ってる!とか夕食の大根煮ている!って(笑)。時間内に仕事を進めるためのタイムマネジメントもできるようになりましたし、100%仕事に注いでいた以前よりも、むしろ心身ともにバランスが取れているんですよ。

ワークライフバランスの充実ですね。ところで、ワークライフバランスというと企業側の努力にクローズアップされがちですが、働く女性にはどんな努力が求められると思いますか?

世永さん:まずは権利を主張する前に、自分の職務を全うすることだと思います。しっかりと会社に貢献し、会社にとって必要な人間だと認められるようになる。そうすれば、出産や育児で穴を空けることがあっても、戻ってくる場所ができるんだと思います。それから上司や同僚、そして夫(家族)との信頼関係を築くこと。子育てに不測の事態はつきものなので自分の頑張りだけではどうにもならないこともあります。そんなときにサポートしてくれるのが会社のメンバーであり家族ですから。

世永さん自身が工夫していることは?

世永さん:働く時間が限られているので、常にスケジュールを前倒しにし、準備を早めにするように心がけています。取材の原稿や資料などはいつも持ち歩き、空いた時間や自宅でも仕事ができるようにしています。あとは「子供がいるので夜は仕事ができない」ということを早い段階で相手に伝えるようにしています。すると周囲のスタッフや取引先も、それを勘案してスケジューリングしてくれるようになりました。

なるほど。ワークライフバランスの実現には、権利を主張するだけではなく働く側の努力や工夫も大切だということですね。

世永さん:そうですね。結婚や出産、育児は人間として成長ができる絶好の機会。努力や工夫を重ね、成長した自分を生かして仕事で活躍することが、会社の発展に貢献することだと思います。

若い女性が多いサマンサタバサジャパンリミテッドで、子育てを楽しみながら着実にキャリアアップしていく世永さんは素晴らしい先駆者。今後、世永さんのような女性が増え、「タバサルーム」が賑わう日が楽しみです!

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