アーバンリサーチ、今期2ケタ出展を計画　前期売上も20％増と好調

セレクトショップ、アーバンリサーチが今期も全国で新店をオープン予定だ。

3月のアミュプラザ博多の「URBAN RESEARCH」「URBAN RESEARCH DOORS」を皮切りに、4月にはららぽーと甲子園に「URBAN RESEARCH DOORS」、5月にはルクア大阪に「URBAN RESEARCH Store」をオープン。
7月はジャズドリーム長島のアウトレットストア第4期区分に、秋以降にも有楽町や湘南辻堂プロジェクト（仮称）、三井アウトレットパーク倉敷、と今期だけでも2ケタ近い出展を計画しているという。

めぐるましく移り変わるファッション変革の波の中で、『クリエイティブ、トレンド、ロングライフ、モード』といった様々なエッセンスを提案していきたいという同社。
オリジナルブランドとセレクトアイテムをミックスさせ、複合的なショップ展開を目指しており、広い店内には洋服だけでなく服飾雑貨、インテリアなど多彩なアイテムが並ぶ。

中でも昨年5月、本社に近い心斎橋にオープンした「URBAN RESEARCH Store」の売り場面積は890平方メートルの大型複合ショップ。予算に対し2ケタ増で推移しているという。今期オープン予定のルクアや有楽町の複合店も660平方メートル近い広さになるといい、リアルクローズを求める20～30代の集客が期待できそうだ。

前期の売上は183億円と、前年比約20％増の伸びを見せ、今期はさらなる成長を目指している同社。規模の拡大とともに体制強化も進めているところだ。