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2011.11.14

業績好調の「Kai Lani(カイラニ)」成長の秘密は現場を大切にする社風

複数のショップを経験するスタッフも「こんなに意見が言えて反映されるショップは初めて」という。
複数のショップを経験するスタッフも「こんなに意見が言えて反映されるショップは初めて」という。
複数のショップを経験するスタッフも「こんなに意見が言えて反映されるショップは初めて」という。

20代女性を中心に、オリジナルブランドとセレクトをミックスし、約50ブランドを展開するセレクトショップ「Kai Lani(カイラニ)」。
テーマは「アメリカのカジュアルインポート」で、着ていて気持ちの良い服、一つ一つにこだわったデザインを提案しており、業績も順調に伸びている。

業績好調の理由のひとつに“現場を大切にする社風”が挙げられる。

例えば、お客さまと直接接している現場でしか分からないこと、
「こんな素材のワンピースが売れている」
「こんなアイテムは売れると思う」
といった声をすぐにすくい上げ、次の展示会商品にすぐ反映されることもしばしば。自分の声が反映された服を自分自身で売ることができる、これは販売スタッフにとって大きなやりがいとなるだろう。

インポート商品においてはバイヤーへ要望を出したり、バイイングに同行することも可能。ただ単純に「洋服を売る」ことに留まらない、「カイラニらしさを追求し、お客さまに満足していただく」というサービスクオリティを高めることができるのもカイラニならではだ。

また、スキルに応じてセールスマネージャーやプレス、VMD、コントローラーなど本社で活躍するキャリアパスも用意されている。そのため、将来像を明確に見据えて働くスタッフも多いという。

「商品だけでなく、さまざまな提案や改善案などもすぐに反映してくれるので、店舗スタッフ全員が『自分たちでいい店を創り上げている』という実感があります」

本社が現場を大切にし、現場は本社を信頼する。
そんな関係が相乗効果を生み、ブランドの成長へと繋がっているのだろう。

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