Fashion★シゴトNEWS
2013.07.25
黒田雄一氏の手掛ける「LAD MUSICIAN」ブランドを体現するショップスタッフのこだわり

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デザイナー黒田雄一氏が手掛けるブランド「LAD MUSICIAN(ラッド ミュージシャン)」。<音楽と洋服の融合>をコンセプトに、性別、国境、年齢、そして宗教をも超えた自由な世界を提案するブランドだ。
2013-14秋冬コレクションのテーマは「MINIMAL ART ROCK 3」。MINIMAL ART ROCKの基本コンセプトをより進化させて追求したコレクションで、タイトルの3はコレクションの音源として使用したイギリスのインディーズ・ロックバンド
”Spacemen 3”に由来している。
縦長のシルエットにこだわり、ワイドはタイトにしながらもオーバーサイズの要素である”ユルさ”をレングスの長さで表現。ジャケット、インナーのシャツ、カットソー、パンツのエプロンスカート等を重ね、裾や袖口から見える面積によってニュアンスやスタイルに変化をつけた。またブルゾンやコート等は肩甲骨を意識したカッティングになっており、タイトながら動き易く着心地や機能性も考慮している。
「LAD MUSICIAN」のこだわりはショップにも詰まっている。
たとえば、FLAG SHOPを訪れたことのある人は気付いたかもしれないが、「LAD MUSICIAN」のショップにはマネキンが置かれていない。これは、ショップスタッフ自身がアイテムを着こなすことで、よりお客さまのスタイリングの参考になるようにという考えから。
そのため、ショップスタッフは着こなしに最新の注意をはらっており、定期的に全スタッフを対象に商品勉強会を実施してブランドのコンセプトや素材知識等を学んだり、外部の専門家を招いて店舗のディスプレイに活かしたりと、一人ひとりが専門性を身につけた上で接客を行っている。
“ブランドの顔”として、ショップスタッフは重要な存在なのである。
現在、東京・大阪・名古屋に計7店舗のFLAG SHOPを構え、ますますの躍進を続ける「LAD MUSICIAN」に、さらなる注目が集まる。
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