Fashion★シゴトNEWS
2013.09.17
2013年8月の業界全体の動きと、年間休日数について(CREDENCE JOURNAL vol.5)
“企業の採用動向”をお届けする「CREDENCE JOURNAL」。今回は2013年8月の業界全体の動きと、就業先を検討する際の重要な要素の一つである“年間休日数”についてまとめました。
2013年8月の動き
例年通りお盆明けから回復
求職者(弊社転職支援サービスへの登録者数)の動きは、6月後半以降落ち着いていましたが、お盆の週を底にして、8月後半からは緩やかに回復してきました。特にレディースデザイナーでその傾向が顕著で、これは昨年も見られた動きです。このままいけば昨年同様、秋にかけてデザイナーの求職者が増えてくるかもしれません。
求人数(弊社へお寄せいただいた求人の数)も昨年同様、7月に比べて回復しており、特に店長・販売など店頭系人材の需要が高くなっています。特にオープニングスタッフに関しては、秋オープンはもちろん、既に年末年始オープンの店舗についてもご相談をいただき始めました。 採用活動についても面接から内定までのスピードが速まっているなど、市場での採用意欲の高まりが感じられます。
アパレル・ファッション業界における年間休日数
少ないと言われがちなこの業界のお休み。実は...
ワークライフバランスへの注目が高まる近年。求職者が就業先を検討する際の重要な要素の一つが“年間休日数”です。そこでアパレル・ファッション業界の年間休日数を調査したところ、最も多かったのは120日。さらに105日、110日と続き、業界全体での平均は115.0日でした。
全業種での平均が113.4日(平成22年厚生労働省資料より)ですので、予想外にも(!?)お休みがやや多めという結果です。ただし職種別のグラフは少しずつ形が異なっており、たとえば店長・販売などの店舗系職種では平均112.2日、営業職では平均118.0日と、年間でおよそ6日の開きが出ていました。やはり店舗と本社間で、休日数の差は存在しているようです。制度と実態が異なる場合もあるとは思いますが、仕事とプライベートのバランスを取りながら働きたいという方には、「年120日」をひとつのラインとして見ると分かりやすいのではないでしょうか。
(※調査対象:2013年9月5日時点で弊社にお寄せいただいている求人。ただし有給休暇は除く)
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