2013年9月の業界全体の動きと、“店舗経験者の希望職種・転職理由”について（CREDENCE JOURNAL vol.6）

“企業の採用動向”をお届けする「CREDENCE JOURNAL」。今回は2013年9月の業界全体の動きと、意外な結果となった（！？）“店舗経験者の希望職種・転職理由”をまとめました。

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2013年9月の動き

落ち着いた1ヶ月

9月は求職者数（弊社転職支援サービスへの登録者数）、求人数（弊社へお寄せいただいた求人の数）ともに前月を下回りました。

求職者数については、店頭では秋冬物の立ち上がり、本社系では展示会と業務が繁忙期に入るため、転職意向が一時的に落ち着いたのではないかと考えられます。
ただしその中でも、デザイナー系の求職者だけは先月と同様に活発な動きを見せていました。

また求人数の減少は今年度に入って初の大きな落ち込みとなりました。こちらは特出した傾向は見られず、どの職種でも同様に減少していました。 例年の傾向から、求職者数、求人数ともに10月も引き続き落ち着いた動きとなることが予想されます。

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店舗経験者の希望職種・転職理由調査

本当にキャリアチェンジを望んでいる？

採用担当者が口をそろえて「年々採用が難しくなる」と言う職種、店舗スタッフ。「店舗系の求職者はキャリアチェンジを希望しているのでは？」という声も多く耳にします。転職を考えているみなさんの中にも、心当たりのある方がいらっしゃるのではないでしょうか？そこで今回は、店長・販売スタッフなど店舗系スタッフの希望職種を、直近のデータより調査しました。

当初は「プレス」「バイヤー」などの人気が高いのではないかと予想していましたが、なんと半数以上、64％の方が引き続き店頭での仕事を希望していることが分かりました。
転職理由としては、より自身の嗜好にあったブランドへ行きたい／年収を上げたい／将来的なキャリアアップの可能性が高い環境へ行きたい／販売スタイルが異なる環境で挑戦したい／人間関係で悩んでいる…など。店頭でのシゴトを究めたい！と考える転職希望者は確かに存在しているのです。

店舗系で働いているみなさん。店舗系の求人はWeb等で公開されているものだけでなく非公開も含めて多数あります。ご自身の強みや将来像などを明確にし、求人内容に沿ったに的確なアピールをすることが転職成功の鍵となりそうです。

（※調査対象：2013年7～9月に弊社にご登録いただいた店舗経験者）