転職マーケットを斬る！“女性のキャリア編”（クリーデンス転職塾vol.08）

結婚を機に退職したものの、もう一度働きたいです。既婚であることやキャリアにブランクがあることは、転職活動に不利でしょうか？（34歳女性・既婚）

まずは戦力になりたいというアピールを

採用担当者が既婚女性を採用する際に心配しているのが、「入社後すぐに出産などで辞めたり休んだりしないか」ということです。 その不安を除くためにも「これまでの経験を活かして頑張りたい」と前向きにアピールしましょう。 出産を考えている場合も、隠す必要はありませんが、「まずは戦力になれるようしっかりと働きたい」と添えるのを忘れずに。
また会社の制度や福利厚生も気になるところですが、面接でその点ばかり質問してしまうと、心証を悪くする可能性があります。「女性で長く活躍している方はいらっしゃいますか？」など、意欲を見せるような質問をするとよいでしょう。

商材と自分の年齢が合わなくなってきてしまいました。（31歳女性・未婚）

あなたに合った、年齢を問わない働き方がきっとあります

これはアパレル業界ならではのお悩み。 職種や企業、ブランドにもよりますが、特に10～20代向けのレディースヤングブランドに携わってきた方にとって、年齢の悩みはつきものですよね。
今後のキャリアについてはいくつか考え方があります。
まずは転職をせず今の会社でのキャリアアップを考える方法。SVや店舗営業などは、経験を重ねることでより活躍できる仕事です。他にエイジレスなアイテムを扱う企業や、幅広い年代のブランドを取り揃えている大手アパレル企業への転職をねらうのも良いでしょう。
いずれにせよ、いちばん大切なのは、あなたが今後どんな仕事をしたいか、どんな働き方をしたいかです。ひとりで考えるのが難しい場合は、お気軽にご相談くださいね。

残業が多すぎて転職を考えています。別の仕事がしたい…。（29歳女性・未婚）

キャリアを活かし、同じ職種で環境が改善される可能性も

仕事が忙しいと心身ともに余裕がなくなってしまいますよね。 働き方や生き方などを考えるよりも先に、「とにかく辞めたい」「仕事を変えたい」と、そんな風に思ってしまう方が少なくありません。
けれども、せっかく積んだこれまでのキャリアを捨てて、ゼロから新しい仕事を始めるのは思った以上に大変なものです。それに即戦力が求められる転職においては、未経験からのスタートはハードルが高いのが現状。
景気回復に伴って働く環境が良くなってきている企業も出始めていますから、職種を変えなくても、働く環境を改善できる可能性もあります。落ち着いて転職活動を行ってください。
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