Fashion★シゴトNEWS
2014.08.21
2014年7月の業界全体の動きと、夏休みの実態調査(CREDENCE JOURNAL vol.16)
“企業の採用動向”をお届けする「CREDENCE JOURNAL」。
今回は2014年7月の業界全体の動き、そして夏休みの実態調査をお伝えします。
2014年7月の動き
7月は例年通り、求職者(弊社転職支援サービスへの登録者)の動きは鈍り、また新規求人(弊社へお寄せいただいた求人)数も落ち着いた1ヶ月となりました。
職種別に見ると、販売、営業、デザイナーの求人が昨年同月比で大きく増えている一方で、これら3職種の求職者は大きく減少しています。
特に非モノづくり系の販売、営業に関しては、例年この時期に言われる“セールの影響”だけではなく、先月の「CREDENCE JOURNAL vol.15」でも触れたとおり、転職の活動範囲がアパレル・ファッション以外にも拡がっている可能性があります。
8月も前半はこの傾向が続きますが、例年通りであればお盆休みが明けるころから活性化します。
中途採用でも3~4月と9~10月をひとつの区切りととらえて動く求職者が多く、それに合わせて求人も増えてくることが想定されますので、転職を検討している方は早めの動き出しをおすすめします。
夏休みの実態調査
お盆も明け、空いていた通勤電車も普段通りのラッシュに戻りつつあります。
という訳で時期は少々遅れてしまいましたが、今回はアパレル・ファッション業界の「夏期休暇」の実態について、弊社が2014年8月現在お預かりしている、約1,600件の求人をもとに調査いたしました。
まずは夏期休暇の有無ですが、毎週・毎月の休日や年間の有給休暇とは別に「夏期休暇」を設けている求人の割合は55%でした。企業別では68%の企業が「夏期休暇」を定めており、それ以外の企業でも取得できないという訳ではなく、有給休暇を充ててお休みするケースが多いようです。
また夏期休暇の日数を開示している企業の平均は「4.64日」。
3~5日という企業がもっとも多く、中には11日という羨ましい企業もあったことなどから、日本企業の働き方も少しずつ変化していることがうかがえます。取得方法は企業として夏期休暇を設けている企業、各自がずらしながら取得する企業とまちまちでしたが、こちらは業種にも関係してくるようです。
十分な休息や余暇のための休日があってこそ、日々の業務にやりがいを感じ、全力で取り組めるもの。
求人を見る際、ひとつのポイントとしてチェックしてみるのも良いかもしれません。
- Webサイトに公開している
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