Fashion★シゴトNEWS
2014.10.14
ニール・バレット流、ラグジュアリーブランドの「顔」になるため必要なこと
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グッチやプラダのデザイナーとして名を馳せたニール・バレット氏が1999年、自身のブランドとして立ち上げた「Neil Barrett(ニール・バレット)」。約1年前には日本法人を立ち上げ、東京と大阪に直営店を展開中。日本におけるブランド拡大を推進していく、拡大期を迎えている。
同社の特徴として、ブランドの「顔」である“現場”をとても大切にするという社風が挙げられる。本国イタリアではニール・バレット氏本人直々にスタッフへの商品説明を行うこともあり、ジャパン社に対しても新しいアイテムが出るたびに、商品はもちろん、ファッションに対する考え方に至るまで丁寧な説明があるという。
ニール・バレットのお客さまはファッション感度が高く、流行に敏感な人がほとんどだ。1組あたりの平均接客時間も30分と長く、何気ない話の中からお客さまの好みやライフスタイルを聞きだし、最適なスタイリングを提案していく、という接客スタイルを取っている。
ファッションが大好きな社員にとって、一人ひとりのお客さまと向き合って丁寧に接客できるスタイルは非常にやりがいのある環境だろう。ただ、好きという気持ちだけでできる仕事ではなく、さまざまなことにアンテナを張り、知識やセンスを磨かなければならず、また洗練された空間を体現するため、ある種の「余裕」を持つ必要がある。
そうした販売員としての成長をバックアップするため、同社では社員が余裕を持って働けるような環境を整えている。
たとえば、イベントなど特別なケースをのぞけば残業はほとんどなく、有給休暇や連続休暇の取得も奨励。老若男女、さまざまな社員が活躍する同社では、性別を問わずキャリアを重ねていけるような産休・育休制度もしっかりと整備されている。また、制服貸与制度もあるので、給与は安心して自分のために使うことができる。
現場を大切にし、現場を預かる社員を大切にする文化、それこそがニール・バレットというブランドをさらに成長させていくのだろう。
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