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2015.01.22

2014年12月の業界全体の動きと、販売職人材の調査(CREDENCE JOURNAL vol.21)

“企業の採用動向”をお届けする「CREDENCE JOURNAL」。
今回は2014年12月の業界全体の動きと、販売職人材について調査しました。


2014年12月の動き

12月、転職市場の動きは年末にかけて静かになり、求職者(弊社転職支援サービスへの登録者)、新規求人(弊社へお寄せいただいた求人)ともに動きの鈍い1ヶ月でした。

職種別に11月と比較すると、求職者はプレス/販促がやや増加傾向にあったほか、販売職についても、2014年の夏以降、ほぼ同じ登録ペースが続いています。
一方、新規求人についてはMDと営業職が大きく伸びました。

2015年も例年通りであれば、1~5月頃までが求職者が活発に動くタイミングです。
それに合わせて求人の動きも活性化する可能性が高いですので、この時期を逃さないように動くことを強くおすすめいたします。


販売職人材の転職動向

今回は、昨年2014年に新規でご登録いただいた販売職経験者の傾向を分析しました。

20代後半がボリュームゾーン

グラフの通り、転職をもっとも意識する年代でもある25~29歳が、男女ともに最多でした(うち女性70%:男性30%)。
このゾーンは、どの企業も欲しい“中堅”ゾーンでもあり、転職を考える上では最適なタイミングのひとつと言えそうです。

一方、若手を採用して社内で育成することや、経験豊富なベテランを採用して組織を活性化させるなど、幅を広げて採用を検討する企業も増えているので、ご自身に合った求人が見つかるよう、常にアンテナを張っておくことをおすすめします。

転職時の希望職種は販売が1位、だけど…

転職を希望している販売職経験者の、希望職種を年代別にまとめたものがこちらのグラフです。

20代前半では、経験を活かして販売職希望を希望する方が半数を占めますが、これはブランドを変えたい!という意向が強いようです。
ところがボリュームゾーンである20代後半ではこの傾向は見られず、代わりに本社系の転職希望者がぐっと増えます。店舗で一定のキャリアを積んで、次のステップを考える方が増えてくる年代なのでしょう。

また定番の傾向として、キャリアチェンジを希望される方に人気の職種といえばプレス、バイヤー、VMDなのですが、全年代に変わらず一定の割合いらっしゃったのは、デザイナーへの転職希望者でした。
アパレル・ファッションが好き!というところからスタートしたキャリアの中で、常に生み出す側に携わりたい気持ちを持つ方が多いのかもしれません。

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