転職マーケットを斬る！“退職交渉＆入社準備編”（クリーデンス転職塾vol.18）

退職交渉が難航しています！次の会社の入社に間に合わないかもしれません…（32歳女性）

できるだけ転職先の意向を酌めるように努力しましょう。

円満退職を目指しても、引き留めや引き継ぎなどで思ったように進まないというのはよくある話です。
これまでお世話になった会社だから…と、現職を優先する方も多いですが、これからのことを考えると、できる限り転職先の意向を酌んだ調整がおすすめです。
現職には誠意を伝えたうえで「ここまでならできる」「ここからは難しい」という線引きをして進めるのが良いでしょう。
入社直前になって、予定していた入社日に間に合わないことが発覚し、トラブルに発展するケースもあります。
現職の退職状況については、担当のキャリアアドバイザーに共有しておくと安心ですよ。

内定通知書を確認したら、面接で聞いた話と違っていて心配です。（30歳女性）

内定通知書が正式な条件となります。気になる場合はすぐ確認を！

面接では現場の方や役職者、社長など、さまざまな人と話す機会があります。
もしかすると、それぞれの立場で少し説明が違ったのかもしれません。
いずれにしても最終的には内定通知書の内容が正式なものとなります。
新しい企業で長く働くうえで、どうしてもその“違い”が気になるのであれば、「書類内容と違う、このような説明を面接時に受けたのですが、いかがでしょうか」と相談することをおすすめします。
せっかくここで働こうと決めた企業ですから、気になることは事前に確認して、安心してご入社できることをお祈りしています。

入社前に会社の飲み会に誘っていただきました。行っても大丈夫なものでしょうか？（29歳男性）

はい、大丈夫です！ぜひ楽しんできてください。

会社のイベントに誘っていただいたとのこと、転職先のみなさんもあなたの入社を楽しみにしてらっしゃるのでしょうね。
おそらく早く組織に慣れてほしい、という配慮もあるのだと思います。
入社後、スムーズに組織に慣れて仕事もしやすくなりますから、ご都合が合えばぜひご参加されると良いと思いますよ。
逆に先約があるなど、何らかの理由があって行けない場合はもちろんお断りしても問題ありません。
特別失礼にもあたりませんので、きちんとお礼の言葉を添えて返信すると良いでしょう。