Fashion★シゴトNEWS
2015.05.14
イタリアンファッションの老舗セレクトショップ「OYSTER(オイスター)」店長インタビュー
今回は、創業35年、南青山で上質なイタリアンファッションを中心に取り扱う老舗セレクトショップ「OYSTER(オイスター)」にショップ訪問。店長の宮武さんにお話を伺ってきました!
さっそくですが宮武さんはオイスターに入社される前は何をされていたのですか?
今年で入社10年目なのでずいぶん前の話になるんですけれども(笑)
前職でも販売スタッフをしていて、スーツなどを担当していました。
いずれバイイングなどもやってみたいと思っていたのですがなかなかポジションが空かずチャンスがないなあと思っていたところに「オイスターで働いてみないか」と声を掛けていただき、入社1年目からバイヤー業務に携わることができるという点が決め手になって転職しました。
入社1年目でバイイングができるって珍しいですね!
そうなんです。はじめは先輩スタッフと一緒に靴下の仕入れからスタートして、徐々に扱う商品が増えていきました。
取り扱ってみたいブランドがあれば自ら展示会に足を運んで交渉したりすることもできます。
販売スタッフがバイイングを兼務することのメリットはお客さまの声をすぐに反映できることです。日ごろからお客さまの声に耳を傾けて、お客さまからリクエストやご要望をいただいた際には、長く付き合いのあるイタリア商材を扱う企業へすぐにコンタクトを取って、可能な限りお応えできるようにしています。
自分で買い付けた商品を売ると思い入れも増すのでは?
はい。自分自身で買い付けた商品は特に愛着が沸きますので、「絶対に売りたい!」「欲しいと言ってくださるお客さまに身に付けていただきたい!」と気持ちもすごく高まりますし、お買い上げいただいた時の喜びはひとしおですね。
また、売り場スペースのレイアウトもスタッフが担当制で受け持って、週替わりでVMDを考えています。
自分で仕入れた商品をどう魅力的に見せるか、というところにまでこだわることができるので、このお店にはスタッフ全員の思い入れがたっぷり詰まっているんです。
VMDまで!それだけいろいろやっていたら忙しいのではないですか?
お客さまは1日10組程度で40~50代の方が中心なので、数をこなすというよりは、一人ひとりとじっくり向き合って丁寧な接客をすることができます。単なる販売と比べると業務は多岐にわたりますが、落ち着いて仕事ができる環境です。
また、残業もほとんどなくて週休2日休めるのはもちろんのこと、年に2回、2週間以上の長期休暇が取れるので、プライベートも充実できます。しっかり休んで、仕事するときには集中して高いモチベーションで仕事する、というのが当社のモットーです。
最後にメッセージをお願いします
オイスターは、ここ南青山で、洗練された大人のお客さまから長く愛されてきました。
この35年の歴史をこれからも続け、次の世代に繋げていきたいと考えています。
お店を愛し、その担い手となっていただけるような方を求めていますので、イタリアンファッションが好きな方、じっくりと接客するのが好きな方、自分自身の手でバイイングやVMDを手掛けたい方、ぜひお待ちしています。
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