Fashion★シゴトNEWS

2015.06.18

2015年5月の業界全体の動きと、アパレル・ファッション業界のボーナス支給事情(CREDENCE JOURNAL vol.26)

“企業の採用動向”をお届けする「CREDENCE JOURNAL」。
今回は2015年5月の業界全体の動きと、アパレル・ファッション業界のボーナス支給事情についてまとめています。


2015年5月の動き

ゴールデンウィーク中に若干落ち着くものの、その時期を除けばおおむね転職意向が高い1ヶ月。
例年通り、今年もこのような傾向となった5月の求職者(弊社転職支援サービスへの登録者)動向でした。2015年に入ってからの好調が依然として続いています。

一方の新規求人は昨年対比で20%ほど減少しています。ここ数年では特異的な動きですので、こちらは6月以降も注視が必要そうです。
職種別ではマーケティング・プレス系の職種だけが増加していました。デジタルマーケティング等に守備範囲が広がっていることもあり、新規で採用を考えている企業が増えているようです。

6月はセール時期に突入するため、例年であれば中ごろから求職者の活動意欲が低下する傾向がありますが、今年は大手アパレルのリストラ等のニュースもあり、求職者の動きは例年ほど落ちていません。
良い求人と出会うにはこまめな情報収集がおすすめです。


アパレル・ファッション業界のボーナス支給事情

今年も夏のボーナスの季節がやってまいりました。
そこで昨年に引き続き、クリーデンスにご登録いただいた方のデータをもとに、アパレル・ファッション業界のボーナス支給事情をお伝えいたします。

(期間:2014年6月~2015年5月、平均年齢:32.1歳)

調査期間中の登録者のうち、賞与の支給≪あり≫と答えた方の年間支給額は、月給の2.02ヶ月分。
これは昨年の1.98ヶ月分を僅かに上回っており、具体的な金額でも年間およそ58万円と、昨年の56万円から微増していました。
職種別に見ると、MDや営業といった業績責任を問われやすい職種で、比較的高めに支給されているようです。

その一方で、賞与の支給≪なし≫と答えた方が、実は全体の49%、つまり約半数を占めています。
年収を12分割している年俸制の給与体系の方も多く含まれますが、中には業績の関係で賞与が出なかった…という方もいらっしゃいました。

賞与が全てではないですが、もちろんもらえれば嬉しいもの。
明るいニュースが少ないこの業界ですが、それでも確実に売り上げを伸ばしている企業も存在しています。
来年の調査では賞与が増えた、という声がもっと聞かれるといいですね。

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