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2015.07.27

東京・下町のあたたかい空気の中でうまれるものづくり— 松村商店デザイナーインタビュー

優しい時間が流れる下町・本所で、小中学生に大人気のアイテムを手掛けている松村商店
優しい時間が流れる下町・本所で、小中学生に大人気のアイテムを手掛けている松村商店
優しい時間が流れる下町・本所で、小中学生に大人気のアイテムを手掛けている松村商店く

スカイツリーがすぐ近くに臨める墨田区、本所。昔ながらのお店や製作所が立ち並びあたたかい雰囲気漂う街の一角にあるのが、雑貨の企画・製造を行う株式会社松村商店です。
今回はこちらのデザイナーの渡辺さんにお話を伺ってきました。

まずは松村商店さんについて教えてください

当社はバッグやポーチ、サイフなど、トドラーからティーン向けの雑貨を企画・製造している会社です。1979年創業なのでもう37年になりますね。

そんなに!ずっとここ本所で続けてらっしゃるのですか?

はい、そうです。東京が誇る昔ながらの下町ですね。
ここ数年はスカイツリーができたことで、観光地としての下町が注目されていますが、実は知る人ぞ知るものづくりのメッカでもあるんですよ。私たちのようなファッション系の企業もありますし、製作所もありますし、とてもクリエイティブな街なんです。

街の雰囲気の良さが、みなさんの雰囲気や会社の空気にも表れている気がします。

ありがとうございます。今どきのスタイリッシュなオフィスでもないですし、それこそもう呼び鈴ひとつもないですから、誰かがいらっしゃったときにも「わたなべさーんいますかー?」という感じですが(笑)、街のあたたかい雰囲気がそのまま社風に表れている、とても居心地のよい会社です。そうした空気感は企画するアイテムにもにじみ出てくると思いますので、私たちのような子ども向けのアイテムを企画する上ではとてもいい環境だと感じています。

ものづくり環境について教えてください。

たくさんコミュニケーションをとって全員で協力し合いながらものづくりをしていて、私たちデザイナーもモニターに向かってデザインして終わりではなく、企画から納品まですべてに携わっています。当社は大きな会社ではないのでみんなで協力し合うことが不可欠ですし、何よりデザイナーとして納得いく商品を作り上げるためには、納品まで気を抜かずしっかり調整していくことが大切だと思っているからです。

ほんとうにものづくりが大好きで、細かいところまでこだわっていることが伝わってきます。

心を込めたものづくりがモットーです!笑
他にも新しいことを考えるのも大好きで、みんなかわいい雑貨が大好きなので、「こんな商品があったらいいんじゃないかな」「この素材を使って何か作れないかな」と日々意見を出し合っています。これからもどんどん新商品を出していきたいですし、新ブランドの開発も考えていますので、これまでの経験や自身の感性を活かしてこだわりのものづくりがしたいという方、ぜひお待ちしています!

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