2015年10月の業界全体の動き（CREDENCE JOURNAL vol.31）

“企業の採用動向”をお届けする「CREDENCE JOURNAL」。
今回は2015年10月の業界全体の動きについてお伝えします。

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2015年10月の動き

10月は例年とも、年末の転職意欲・採用意欲の落ち込みを前に小さなピークを迎える月で、今年も同様の動きとなりました。前月比では求職者（弊社転職支援サービスへの登録者）が110％、新規求人（弊社へお寄せいただいた求人）が128％と、ともに伸びています。

求職者の動向を職種別に見ると、特にデザイナーと店長・販売職でこの時期らしい増加傾向が見られました。
どちらも人数の多い職種のため、この2職種が全体の数値引き上げをけん引している形です。

またそこまで多くありませんが、順調に数を伸ばしているのが営業職です。
今年6月から純増を続けており、この5ヶ月で138％まで成長しました。
営業職は、デザイナー・パタンナーといった専門職と比べると、アパレル・ファッション業界以外からの転職が比較的しやすい職種ですので、業界未経験からチャレンジいただきやすい時期かもしれません。

求人については、MDを除いたすべての職種で前月を上回りました。
この傾向は11月まで続くと見られますが、一方で求職者は一歩先に活動鈍化の流れとなります。
このタイミングでの転職活動はライバルも少なく、チャンスがぐっと増える時期ですので、早めの動き出しをおすすめします。